こんにちは。


かいふくCaffeエミールです。


まずは珈琲をどうぞ。






みなさんは(Being・Doing)という言葉を聞いたことはありますか?


実は、私の核となっている考え方。


それがBeingとDoingのお話になります。


私達は、生活の中で色々なことが起きています。

その中には、良いことも悪いことも起きています。

もちろん、良いとか悪いというのは人の解釈により異なります。

出来事自体には良いもの悪いもなく、意味をつけているのは私たち自身です。


そうとはわかっていても、人は悩む生き物です。


人間関係、仕事、健康、経済的な問題。
様々なことがあります。

仕事で失敗をしてしまえば、自分を責めてしまうこともあるかもしれません。

悪気はなかったのに、相手に嫌な思いをさせてしまったこともあるかもしれません。そんな時、自責の念に駆られることもあるのではないでしょうか。


「責任感が強いのは良いことだ」と言われる世の中かもしれません。


けれども、責任感とは=自分への攻撃力とも捉えることもできるのではないでしょうか?


もちろん、ちょうど良い責任感は大切です。

しかし、必要以上に自分を責めてしまうと、改善への行動を前向きに考えられなくなってしまうこともあるのではないでしょうか?


ちょうど良い健康的な責任感という塩梅が難しい。
その調節を行うことが出来るのが、今回のお話です。






Doingとは

相対的な見方。
行動や結果などの意味になります。

例えば

強い・弱い

上手い・下手

仕事が出来る・仕事ができない

成績が良い・成績が悪い

容姿が良い・容姿が悪い


などです。

このように比べて価値を評価することを心理学で

相対評価

と言われています。

脳的に言うと、目標達成や勝利した時にドーパミン(報酬)が出て「自分には価値があるんだ!」と感じることができます。


これはとても大切なことなのですが、ドーパミン依存になると、少々困ったことが起きてきます。

ドーパミンは一過性のもなので、効果が持続しません。
つまりコンスタントに上手くいかないと、疲れてしまいます。

上手くいっている自分には価値がある。
という報酬に頼った価値評価方法になっているからです。
ということは、上手くいかないと自分には価値がないと思うようになります。



Beingとは

本来、人間という生き物は"Beingの評価方法で生きている"のです。

つまり、"存在していることに価値があり、この世界から受け入れられている。世界はその存在を喜んでいる"

というものです。

これはどういう意味かというと。


私たちは赤ちゃんの時は、何もできません。

生かしてもらわなくて生きられない生物です。

そんな私たちを無条件で受け入れ、愛された経験が脳に入力されています。
(幼児虐待などの場合、健康的な発達が行われない理由はこれが大きく関係している)
※言語理解ではなく、おそらく感覚的なもの


その時、私たちの存在(Being)は存在自体に価値あり、受け入れられているのだ。
と核に情報が入力されます。

その評価方法を心理学では

「絶対評価」といいます。


脳的に言うと、アセチルコリンという伝達物質が出て肯定感の通常値が上がります。
アセチルコリンはドーパミンの一過性のものではなく、長い期間で効果が持続します。


つまり

"アセチルコリンの肯定感をベースに、ドーパミンの達成感を味わいながら成長していくことがベストだと考えられます。"


しかしどうでしょう。

今の私たちの社会では、ドーパミンベースで相対評価の考え方になっていませんか?


スマホアプリなどは、ドーパミンがいかに出るかと考えられて作られています。
(良い情報を得た時にドーパミンが出ます。またはゲームで勝つ時もでます。)

本来はアセチルコリンのベースも大切なのに、忘れられているのを感じます。


だからこそ私は、"本当のかいふくの大切さ"を感じてもらうためにかいふくCaffeエミールを始めました。


実際、どのように普段の生活に取り入れると良いかをお話して、終わりにしたいと思います。


例えば
責任感が強く自分を責めてしまう場合や、他者からのフィードバックにダメージを受けてしまう場合。

行動(Doing)と存在(Being)の間に壁があると考えるとわかりやすいかもしれません。




存在は否定されていないという意識をしっかりと持ちます。
しかしこの言い方だと、脳は否定語を理解出来ないため。

"存在は肯定されている"
行動の変容、改善を行うだけで良い。
という思考回路を作る練習をします。
(私の経験的に練習しないと出来ませんでした)


全ての出来事をそのように仕分けしみてると、ほとんどがDoingの内容であることに気づきます。


存在は絶対評価

行動などは相対評価


その区別をすることで、必要以上に自分を責めることはなくなり、健康的な肯定感を保つことができます。


みなさんの生活がより心地よいものとなることを願っております。



〜日々、あらゆる面であなたはますます良くなっています〜