こんにちは。
今回は私の目標であり、憧れの精神療法家。
エミール・クーエ先生の事について書いていきたいと思います。
私は、心理学や脳科学の事をここ数年学んでいます。
メンターに出会う事ができ、知らない世界をたくさん見せて頂いております。
そこで衝撃的だった一つが今回のテーマ、エミール・クーエの精神療法です。
みなさんは聞いた事はありますか?
私は、エミール・クーエ先生の本を読んですぐ、これは事実なのですか?とメンターに問いました。
(メンターは脳の研究者)
「そうです。しかし西洋医学のお医者さんは信じてない人が多いですね。」と冷静に答えていただきました。
私は感動のあまり言葉になりませんでした。
それ以来、私はエミール・クーエ先生のような人になりたい!と思うようになりました。
エミール・クーエとはどのような人物なのか、どうやってあらゆる病を癒したのか、今からお話していきます。
エミール・クーエ
1857年
フランスのトロワに生まれる。
パリで薬学を学んだ後、30年間トロワで薬剤師として働く。
ナンシーへ移り自己暗示療法による診療を開始、かたわらローレンヌ応用心理学会会長。
ヨーロッパ、アメリカの各地で啓蒙にあたる。
1926年 ナンシーにて死去。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20200217/21/osaku8isaku/05/97/j/o0320041014714787474.jpg?caw=800)
まずは、西洋医学(今一番オーソドックスになっている医学)の方が信じてない理由をお話していきます。
一部、本の内容を引用させて頂きます。
人類は古くから病気に悩まされてきたが、昔は、病はその人間そのものの問題として考えられていました。
その為、祈祷のような方法も含めて、治療はその人間全体に向かって行われていました。
意外な事に、顕微鏡の発見が医学を一変させたのです。
それがすごい進歩にもなってのですが、重大な偏向の原因にもなった。
なにかというと、顕微鏡で病変部分の異常像を覗いているうちに
"病気とは人体のある部分が悪くなった為に起こってくるもので、治療とはその部分を治せば良いと思い込むようになってしまった"
そうして、人体を多くの部分品に分けて考え、ばらばらにして研究するようになった。
現在の分析的医学の歴史であり、現在の医師の大部分はそういう教育を受けてきたのである。
そういう影響を一般の人も受けないはずはない。
例えば
"胃病は胃が悪いのであって、自分とは関係がないと思っている人が大部分である"
結果的に、個々の部分品(臓器)についての知識を高めた為、それなりに意義はあった。
しかし、部分品を集めただけで人体はできない。
そのお互いの連絡・協力こそが極めて大切である。
もともと科学は、実際の目的に結びついて発達してきたものだから
"医学は病人をなおすという情熱から離れてはならない"
したがって、かりに理由はわからなくても、経験的に病気が治る方法があるなら、それは研究する必要がある。
ところが日本は、西洋医学に対する崇拝で、それ以外の治療法はいかがわしいものと決めつけ、その効果を科学的に検討してみることも満足に行わなかった。
もちろん金儲けだけの、まがい物もたくさんあるのも事実ではある。
一方でエミール・クーエの精神療法は何万人という患者を回復させたのもまた事実なのです。
エミール・クーエは私財と、全生涯を他人の奉仕に投じていました。
癌、リューマチ、喘息、麻痺症、精神疾患、視覚障害、聴覚障害、などありとあらゆる病に立ち向かい何万人という患者を診療しました。
"治療代などは銀貨1枚目とて受けとらなかったそうです"
しかも改善効果率は程度の違いはありますが98%という驚異的なものです。
このブログでは、そんなエミール・クーエ先生が大好きな私が、脳や心理のことを含めつつ情報を発信させていただいております。
読むだけで、「私も快復できる」という想いを味わえるようなブログにしたい。
そのような想いで始めました。
なぜなら、脳は想いを作り、想いは身体に影響を与えるからです。
春から埼玉のインキュベーションカフェにて、月一のかいふくカフェ「エミール」もリアルで開きます。
話が少しそれてしまい申し訳ございません。
エミール・クーエの精神療法の真髄をわかりやすく言うと
"思い込み"
にあると私は考えています。
思い込んだ状態を実現させようとする脳の機能を極めて上手く使っています。
もともと、薬剤師だったエミール先生がなぜ精神療法を始めたのか、その経緯を話して、今日は終わりにしたいと思います。
ある日ある男が「〇〇という薬を売ってくれ」と店に来た。
エミール先生は「〇〇という薬は生憎期限が切れてしまっている。色も褪せてきているから、飲んでも効かないと思う。だから売ることはできない」と断りました。
しかしその男は「この名前の薬は俺にはよく効くのだ!頼むから売ってくれ」
エミール先生は、そこまで言うならと、責任は取らないと約束を交わし薬を譲ることにしました。
数日後、またその男が現れました。
「あの薬を飲んだらピタリと治ったよ!ありがとう」とお礼を言いにきたのです。
エミール先生は驚きました。
そして、考えました。病を癒すには薬とその成分のみならず「必ず治る!」という思い込みも大切なのではないか?と。
それがきっかけとなり、エミール先生は世界的に有名な精神療法家になることになったのです。
いかがだったでしょうか?
今回は詳しい療法の内容は書きませんでしたが、エミール・クーエ先生がどのような人かは知って頂けたのではないでしょうか?
近いうち、クーエ療法の内容も書いていこうと思います。
最後まで読んて頂きありがとうございました。
〜日々、あらゆる面であなたはますます良くなってゆきます〜