私は数年前まで、ケチでした。

ケチという言い方はどうなのか知りませんが、

実際に欲しいものが買えない状況でしたから、

仕事をし、なおかつ節約をするしかありませんでした。

 

 

ですが今の私は、お金のブロックがほとんどありません。

そのことを今日はお話したいと思います。

 

 

私は子ども時代、とても貧しい家庭で育ちました。

中学生になり、とある運動部に入りたいと思っていましたが、

友達全員が入部する中、私だけはやらせてもらえませんでした。

当時父親は、部活をさせられない理由を、お金がないからだとは言いませんでしたが、その後すぐに嘘だとわかりました。

そして、姉が高校3年生になったころ、大学へ行きたいと言いましたが、

それも父親が無理と言っているのを聞きました。

 

その他、私は友達が持っていたメーカーもののジャージやパーカーやバッグなど、

小学生のころから、仲良しの友達がお揃いで持っていても、自分だけは同じものを買ってもらえなかった経験が何度もありました。

 

独身時代があまりない私ですが、

大人になってからの経済状態も、決して裕福とは言えず、

我慢したり、節約したりする生活は当たり前でした。

 

 

 

ではなぜ、お金のブロックがなくなったのでしょうか。

 

 

 

その理由についてですが、

まずひとつは、

 

「お金がない世界」を想像し、それを望んだことです。

 

ここは特に、この世界が支配されていることを知らない人にとっては、

理解と想像が難しいようですが、

これはキレイごとではなく、私は可能だと考えています。

 

どういった流れでそれが可能なのかを、何度も何度も考えました。

 

それにより、お金は今の世界では人を幸福にするものだが、

それは今後どうなるかわからない、と思えるようになりました。

 

お金に対しての執着が減ったのです。

 

 

 

それから次には、

 

「お金儲けは悪い」、「お金は汚い」、という思い込みを外しました。

 

それはただ、お金は豊かさをもたらすものであり、みんなお金が好きであること、

みんなから大人気なのに悪である理屈はおかしいと思っただけかもしれません。

 

実際、お金があれば、喜びになり、楽しさや幸せに繋がるわけで、

素直に、お金が好きだと認めてあげます。

 

 

 

そしてもうひとつ、

「必要以上のお金は要らない」と考えました。

 

お金は、使うことで幸せや喜びをもたらしてくれるのであって、

貯金が人を幸せにするわけではありません。

 

だから、貯金はほんの少しだけあればいい。

あとは毎月、毎年回っていければそれでいいのです。

 

実際、貯金をたくさんしていても、節約してもっと貯金したいと考える人は、

どこかに不安があることに気が付いていません。

貯金は安心をもたらすものですが、

言い換えれば、同時に不安の表れ、恐怖の蓄積でもあるわけです。

 

そんな不安な状態では、やりたいことさえやれません。

お金がかかることを理由に、色んなことにストップをかけてしまうでしょう。

それではお金があったとしても、幸せになることはできず、

ずっと通帳とにらめっこをして、安心したつもりになった、

可哀想な人でしかないのです。

 

 

 

最後は、

お金は循環するエネルギーだと考え、大いに使うことです。

欲しいものはできるだけ、買いました。

もちろん、金額に見合わないと思ったものは買いません。

ですがそのものに価値を感じたとき、少々高くても買うようにします。

 

水や酸素などと同じように、お金も世界中にたくさんあるのです。

それを滞らせることなく流してあげる。

しかも、自分も世界も平和になるようなお金の使い方をする。

 

そうすれば、お金は喜んであなたのところに戻ってくるのです。

 

だから私は、

大手メーカーの、添加物の多い食べ物は、どんなに安くても絶対に買いません。

それは見方を変えれば毒であり、そんな毒にお金を使っては、お金は戻ってこないと考えたのです。

正直タダでも要らないのです。

体が喜ばないものは、幸せを生みません。

幸せを生まないものは、平和を生みません。

 

 

もちろん明日の食べものにも困るほど、電気も止まってしまうほどの状況では、

お金のブロックを外せるわけはありません。

 

幸い食べるのに困るほどではなく、夫の安定した収入があったため、

私は上記のように考えを変えることで、

セミナーやコーチングを受けることなく、

なんの勉強もすることなく、

 

お金に対するブロックを外し、

 

今では、欲しいもののほとんどを手に入れているにも関わらず、

安心が安心を生み、少しの貯金が減ることもありません。

 

 

それは、不思議なことに、

子どもを預けながらも必死にパートにでて稼いでいた私が、

きっぱりと仕事をやめ、やりたいことをするようになったあとに実現しているのです。

 

 

夫の稼ぎが多いわけではありませんし、増えたわけでもありません。

夫はもともと、裕福な家庭で育ったため、

節約する観念などどこにもありません。

お金に対する執着はあるのに、貯金の額も知らないほど無頓着で、

お金の使い方も下手です。

 

今でも、無駄使いが嫌いな私の眉間にしわを寄せるようなことを、

ときどきやらかしてくれます(笑)

 

 

しかし我が家は、夫の収入だけで食べているのとも、少し違う状況です。

 

それは、私が自分のやりたいことをする生き方になった過程で、

考えて考えて、

安定した生活を送るために、

舞い込んだ少しの資産を運用した結果ですが、

もちろんリスクの高いことはしていませんし、

資産運用に関する特別な知識があったわけでもありません。

 

 

お金のブロックを外したあとに、

貯金が底をついてギリギリになったときもありましたが、

不安を感じることもなく、

やはり臨時収入が私たちを助けてくれました。

 

 

ですから、収入が増え、安定したから幸せになったのではなく、

お金に対する考え方を変え、幸せになったから、宇宙が味方をしてくれた。

絶対的に私はそう考えています。

 

 

 

しかし考えてみれば、

この世界は内側を映し出した鏡に過ぎないのですから、

 

心の持ちようと考え方で、どんなことも引き寄せますし、

 

幸も不幸も、自分次第なのです。

 

お金に対してだけでなく、

宇宙のことも自分のことも、すべて信じて委ねてしまう生き方が、

幸せを掴む秘訣なのかもしれませんね。

 

 

スターシードなのに、

お金のことで悩んだり喧嘩したりしてしまう方の

参考になれば嬉しいです。

 

 

ありがとうございました。