宴席、接待でミスしない心得!献酒・返盃のルール | 日本酒を愉しむ

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新潟のおいしい地酒をご紹介します。

営業の仕事をされている方は特に先方のお客様に細かい配慮を心がけていらっしゃると思います。

これから忘年会シーズンで会社の上司など目上の方と飲む機会が多くなる季節ですね。

私たち20代や特に今年入社したばかりの新入社員の方にとって

何かと気を使う機会が多くなります(;^_^A  苦痛ではないですけど(^▽^;)

仲間内で飲む時と違って

上司、お客様に「気持ち良く飲んでもらう為に」知っていて役立つことを紹介します。


基本は「佳酒(かしゅ)・佳肴(かこう)」です。

これはお客様(上司)に美味しい良いお酒とお料理を勧めることに配慮することです。

料理の器を整えたり、お燗のつき具合に気を配ったり。

献立(注文)は好み、年齢を考慮してタイミング良くいきます。

ご老人なら柔らかいものを

盛り合わせなら先にすすめ

自分の好物を1度に多くとるなどは慎みます。


ただこれはある程度、お店の方にもてなして頂いておまかせします。

なので緊張していたら深呼吸して少しリラックスです(^∇^)


ここからがミスしない為に重要な心得です。


☆ 宴席・接待でミスらないぞ!心得


● お客様(上司)より先に酔わない!

● 食べ方・ペースを先方にあわせる!

● お酒の無理強いしない!

● カラオケの無理強いをしない!



他にもきっと結構あると思います。あまり硬くならずリラックスです( ̄▽+ ̄*)

重要なのは

お客様(上司)に不快な気持ちを与えないこと。

失礼にならないようにすることで明るく楽しく宴会・接待を盛り上げることです!





☆献酒・返盃のルール


献酒または献盃(けんぱい)と返盃(へんぱい)の流れ


1.目上の人(上席の人)から盃を頂く時、

  頂戴します」と言葉を添えて、両手で盃を支えてお酒を受けて頂きます。

  【注意】

  自分から頂く場合は、「お流れを頂きます」といい両手を出します

  この時、盃を自ら差し出すのはNGです。失礼になるので注意が必要です。


2.お酒を注ぐのは、

  盃を渡した人。または隣の席の人でもOKです。

3.飲み干してから、

  盃洗(はいせん)があれば軽くゆすいで

  無ければそのままでありがとうございました」と言い頭を下げて返盃します

  この時、左手を添えて右手で返すと丁寧に出来ます。片手で返しても問題ありません。

  銚子をとってお注ぎします。両手で支えるのがベストですが片手でもOK。


★ 献酒・返盃で絶対にやってはいけないこと


  盃を受け、お酒を注いでもらいそのままテーブル等に置くこと。

  必ず口をつけてから置かないと失礼にあたります

  飲まずに盃洗やほかの容器にお酒を捨てて献酒・返盃をすること

  相手に気づかれなくても止めましょう。

  事前にお酒があまり飲めないと伝えるなどして理解してもらえば

  失礼にならずうまく対処できると思います。


お酒に失敗はつきものですが絶対に失敗できないという時もあると思います。

先方(お客様、上司)に配慮、思いやりの気持ちをもって乗り切りましょう!