『CBR600RR』 フロントフォークオイル交換! ~分解編~
の続きになります
フォークオイルを入れる前に、オイル量(オイルレベル)を調べます。
フォークスプリングはオプションスプリングです。
オプションスプリングの場合、スプリングレートに
よってオイルレベルが変わります。
ちなみに・・・
スプリングレートが『1.00』なのでオイルレベルは『128mm』になります。
あとは、サービスマニュアル通りにフォークオイルを注入し、
エア抜きを行います。
次に、オイルレベル『128mm』に調整し余っているオイルを抜き取ります。
ここで、専用工具の『ダンパロッドホルダとハンドル』が必要なんですが
もちろん、持っていません。
な~の~で、↑の様にダンパロッドにワイヤリングをしてみました。
フォークスプリング→スプリングカラー
→スプリングシートストッパを取り付けます。
注)フォークスプリング(オプションスプリング)は
テーパー側を上に向けて、フォークスプリングを取付ます。
ここで、ワイヤリングしたワイヤをドライバーなどを利用して…
『うりゃぁぁぁ!!!』
って、スプリングカラーを押し下げます。
けっこう、一人じゃ大変かも…
14mmのスパナでダンパロッドアジャストケースに取り付けます。
ここで、ワイヤリングは切っちゃいます。
忘れちゃいけません!
プリロードアジャスティングプレートをフォークボルトに
突き当たる位置まで軽く締め込む。
レースベース車だから?
STDと中身のパーツが違います。
スプリングカラーB(セットアップマニュアルを参考)を
取り付け、スプライン溝に合わせて、フォークボルトを
ダンパロッドアジャストケースに取り付けます。
14mmのスパナを引き抜き、組付けのチェックを行い
ロックナットを指定トルク(2.5N・m)で締付けます。
もう1本も同じ作業をして一応、完成♪
で、あとは、機体に組付けます。
さすがに、専用工具がないと苦労しますね。
オーバーホールの時は、SHOPさんにお願いしよ~っと♪