これは団体戦などの円陣でいつも言う掛け声です。
そしてそれを証明する大会が始まろうとしています。
僕の必ず達成したい目標、いや、しなければならないこと、それはただひとつです。
”団体優勝”
インカレ団体戦で頂点に立つためにはこれをとらないといけないと思っています。
僕らの代はビギナーのときは正直、団体に関しては無双していたとおもいます。しかし、僕は何も貢献していません。そのとき僕は同期すげーなぁと見ていただけです。同じ舞台であるプレ新では宮本、安藤、早川などが個人で入賞し団体優勝を当然のように取ってくれた姿を今でも覚えています。
そしてあれから1年半程が経ちました。
今度は自分がメダルを取ります。
1年半で同期内のリザルトはいろいろ変わりましたが変わらないことがあります。それは阪大の同期のエースは未だ宮本であると言うことです。宮本の得意なリザルトの安定はまさに団体戦向きで貢献してくれてとても心強いでしょう。
と、インカレ団体戦の時の僕ならそう思うかも知れません。本来団体を意識するなら自分が走るとうれしいのはもちろんですが他のメンバーも走ってるとうれしいものです。
しかし
1戦では「宮本走ってくれ」などということははっきり言って微塵も思いません。
僕がしなければならないと思ってることは最初に書いてるとおり”団体優勝”です。そしてもう一つ...
真の達成したい目標は”団体優勝”とは少し違います。それは
”宮本を叩き潰して”団体優勝
です。突然ですが、阪大7代目の植村さんの代が4回の時のインカレ団体戦では阪大は最高順位である3位をとっています。阪大の中では有名な最終レース石川さんと悟司さんがワンツーフィニッシュを決めたレースがありますが植村さんは二人とは逆海面に行ったそうです。そしてその理由が同期である悟司さんに勝つためだったらしいです。
それを本人からではないですが聞いたときそういう関係性だからこそ3位をとれたのだなと強く思いました。同期に勝つことだけを考えてて気づいたら団体優勝していたと言うのが僕の理想です。
だから、団体優勝したいとしつこいくらい言っていますが、1戦の間はエースである宮本、まさに甲子園のリーパンの覇者の茂木、マリンで負けた安藤など阪大同期全員を叩き潰すことだけを考えます。それを達成したときには自ずと結果はついてくるでしょう。
87-99 榎本光希