トキちゃんとは、よくご飯、呑みに行きました。

神宮の「しゃぶしゃぶ屋」。

仙川の「とんかつ屋」。

トキの住まいの近くの喫茶店。


何を隠そう、自分が上京して、初めて住んだのが

京王線の「仙川」でした。

これも因縁臭いな。


こんな広い東京で出会うのは偶然ではない。


世の中に偶然はないのです。

全部、必然的なんです。


それも自分は、「松田優作」さんが大好きで

一緒に仕事がしたいから、業界の近くで仕事をしていた訳で御座います


まさか甥っ子と仲良くさせて頂くとは。。。。


仕事が忙しく、トキとは中々連絡が出来なくなり、半年ぐらいの月日が経過しておりました。


今の様に携帯電話、メールが無い時代です。


寝ていたのですが、


トキ「○○ちゃん、○○ちゃん。」


自分「お~ぉ トキか。」

   (この時、誰とは思わなくて、直ぐに「トキ」と分かりました)

   「どうしたんや、」


トキ「最近、全然 連絡をくれないね。」


自分「あ、忙しくて中々連絡が出来なくて、すまんな。」

   「近いうちに連絡するわ。」


トキ「分かった、待ってるわ。」


 と、やり取りが有り、〝ふと〝目が覚めたのですが、

 何や夢か。

 変な夢やったな。

 妙にリアルで。


 と、あれこれ考えていた時に

 電話が掛かってきて

 受話器を取ったら

 車両部(スキルワーク)の中やんで、


中やん「○○さん、起きていますか?」


自分「変な夢で目が覚めたところや。」

   「どうしたんや、こんなに早く。」


中やん「○○さん、〝トキ〝死んだよ。」


自分「・・え・・。」


 言葉にならなかった。


松田龍平、翔太の子守に行く途中で事故に遭ったのが原因でした。


当時、優作さんがお亡くなりになり、自分は、3日ぐらい食事が出来なかったのです。


〝トキ〝


たまには来いよ!!

怖くはないから、幽霊でも声でも好いから来いよ!!


と、そう思っていたら、来たのです。


続きは次回に。