パンがなければ お菓子を食べればいいじゃない
これって マリー・アントワネット王妃の言葉だと思ってました…
諸説あるらしいのですが どうも誇張・捏造されて伝わったみたいです
9.19 「口は災いの元」
そこで! パティスリー ルシェルシェさんのレポ 今回は…
王妃の暴言として伝わったこのフレーズと深い関わりのあるお菓子
クグロフ ¥525
ヨーロッパ随一の名門王家オーストリアのハプスブルク家から“世紀の政略結婚”で
フランスのルイ16世のもとに嫁いだマリー・アントワネット。クロワッサンやコーヒーを
飲む習慣も彼女が嫁いだ際フランスに伝えられたらしい。そしてこのクグロフも…
オーストリアの伝統菓子がフランスで花開く! そこで例のフレーズ、正確には「彼らは
ブリオッシュを食べるように」が本当らしい。 おまけに発言自体が彼女のものではない
という事実までもが… オ~ 神よ! (当時ブリオッシュはお菓子の一種)
フランス王室に渦巻く、嫉妬、中傷、反感、憎悪。そして飛び交うさまざまな流言飛語。
捏造された悪評の数々とスキャンダルが彼女を追い詰め、やがてフランス革命へと…
一方では“浪費の王妃”の側面も伝えられ、甘い物もたいそう好物だったらしい。
18世紀のこの時代にブリオッシュやクロワッサン~
日本はまだ 江戸時代やっちゅうねん
食べる分だけ電子レンジへ
半分に割ると フワッと鼻をくすぐる小麦の甘~い香り
レーズン入りのブリオッシュで なんともリッチな味わい!
焼きたてにバターたっぷり塗って砂糖をまぶしてます
マダム「食べるまえに電子レンジで温めるといっそう美味しいですよ」
ハイ 仰せのとおりに…
表面のバターと砂糖が溶け レーズンに沁み込んだラム酒が香り立つ
クグロフ型(ケーキの型)で作るお菓子は総じてクグロフと呼ぶらしい。
今回も大好きなチョコ系はスルーです 焼き菓子連発
ピティビエ ¥320
クレームダマンド(アーモンドクリーム)たっぷりのシンプルなパイです
表面のくっきり模様に特徴が! 素朴な味わいはフランスの地方菓子です
左:タルトフィグ 右:ガレット・ノルマンド
フィグはイチジク シーズン終了間近と聞き 慌てて捕獲
正直 イチジクのスイーツは初体験なのよ
ドライフィグのほのかな酸味が ちょうどイイ~
ノルマンドは仏・ノルマンディ地方 ノルマンドと付けばリンゴのお菓子
前回のタルト・ポムと比べたら サクサク感ではコチラが上かも
深いなぁ フランス菓子…
今回は 王妃の冤罪を晴らすことが目的の“大人食い”でっせ~
それから… もちょっとフランスの歴史 勉強せんとアカンなぁ
勉強は苦手… あ~ 頭痛が痛い