後悔してもしきれない


長男ライダーが1歳11ヶ月で自閉症と診断されて

私が障害に対してあまりに無知で

独断と偏見で息子の意思も確認せず

療育を熱心に取り入れた


少しでも定型発達に近づけたくて

言葉が増えるようにと声掛けばかりしていた


偏食がひどく、食べられる物が増えるようにと

無理矢理食べさせようとして嫌がって逃げ回っていた


感覚過敏が無くなるようにと

仰け反って嫌がる息子にご飯粒を触ってもらった


手先が器用になるようにと

紐通しをさせてみたり


親である私のワガママにどれ程、振り回されて

ウンザリさせてしまっただろうか


5歳くらいまでの写真を見ると

不安そうな顔をしている


おめめどうで人権を教わったことを切っ掛けに

息を吹き返したかのように癇癪が激減し、

穏やかな不安そうな表情も散見されなくなった


現在、息子の希望しているラインメモに書いて筆談したり、LINEの活用などでコミュニケーションを楽にできています


私の一方的な療ハラから解放された息子の穏やかな様子から、私自身が1番救われました


息子の出来ないところ凹ばかりに注視し、

無駄に落胆ばかりしていましたが、

息子が望む巻物カレンダーやコミュメモ、アプリを使って視覚的なツールを活用することで

得意な凸の部分が顕著に現れて、今は安心して生活できています


コミュニケーションがとれない

自傷他害やイライラして不安定になる

出来ないことに落胆してしまう


発達凸凹なお子さんがいらっしゃる方で

上記のようなことで困っておられたら

それは療ハラしてしまっているかもと

立ち止まってみてくださいねにっこり


私みたいに失敗しても、人権の尊重をし

特性に寄り添った視覚的な支援を始めることから

少しずつ取り入れていかれたら、大丈夫ですようさぎのぬいぐるみ