5月3日の話。
 
高校の生物部の後輩とまた二人で春の水路へ行ってきました。今回はちゃんとした(?)フィールドワークではなく水草探しとタナゴ釣り。今シーズン初めての釣り。やべぇなぁ、楽しみだなぁ、とウキウキしながら前日の夜から黄身練りを作ったりタナゴ針に糸を巻き付けたりと準備をしました。
 
 
そして当日の朝、近くの公園でミミズを採集して、いざ出発!
 
 
 
 
 
 
 
三時間ほど電車とバスを乗り継いでたどり着いた水路。
 
 
 
 
 

 
 

 
澄んだ水にエビモが靡いています。とりあえず環境は良さそう。
 
 
 
 
魚はオイカワがちらほら見えましたが、数が少ないので移動。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

水路を上流側へ歩いていると、別の広葉性ヒルムシロ属の水草が生えていました(画像に修正をかけたら変に彩度が高くなりすぎてしまいました。。。)。
 

ササバモかと思ったのですが、この画像の株のように不完全な浮葉(?)を付けているものや、沈水葉の先端がとがっているものもちらほら。アイノコヒルムシロかもしれません。アイノコヒルムシロは株によっては結実するようですし、どこまでをササバモやアイノコヒルムシロ、またはヒルムシロとするかの線引きが難しいですね。
 
 
ここはかなり魚がいたので釣りもしてみたのですが、警戒心が強くヌマムツ1匹しか釣れなかったため移動!
 
 
 
 
 
 
 
さらに上流へ。
 
 
 
 
 

 
マツモとササバモ(?)とエビモが混生。本当に良いところですねぇ

 

 
 

そして少し気になったこと。ここのエビモやたら大きいのですよね。。。もしかしたら何かしらの別の種との雑種なのかもしれません。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ただ、ここは魚は居ても全く釣れないのですよね。。。そして気が付いたら時刻は午後4時過ぎ。
 
 
 
 
このままではまずい。。。
 
 
 
 
ということで違う水路へ行くことに。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

そしてたどり着いた水路。
コウガイモが生えていました。良いですね~。鋸歯が目立つ格好良い在来種のバリスネリアです。
 
 
 
ただ、ここも魚の密度が低すぎるので移動。すぐ隣のホソにタナゴがいると地元の方に教えていただいたのでそこで日暮れまで頑張ることにしました。この時、時刻は午後5時半。やれて一時間かなといった感じ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そして1時間後。。。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
最後まで粘った結果、婚姻色の出たヤリタナゴに出会うことができました!
いやぁ~よかった~~~
 
 
 
 
このドキドキ感が堪らないんですよね。
 
 
 
 
 
次は何処へ何を釣りに行こうかな~
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
本日の釣果
ヤリタナゴ 5匹
タイリクバラタナゴ 7匹
タモロコ 4匹
オイカワ 1匹
ヌマムツ 1匹
 
計 18匹