２０１５年６月２６日
午前９時４６分
３３９２ｇの新しい命が誕生しました！
性別は男子、
生まれる前に色々夫婦で相談して奏海～かなた～と名付けました
今回は、
この新しい命を迎えるまでのお話を少しさせていただきます
※これより先の文章には、不妊治療に関する内容があります。
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私が２１歳の頃、
左右の卵巣が卵巣嚢腫になって手術を経験しました。
その時は、病巣部を切除してすっかり完治したと思い込んでいたんですが、
結婚してから受けた詳しい検査で
卵巣の中から毎月１コ出てくる卵子がうまく出て行かず、
どんどん詰まって行って卵巣がパンパンになっていく
多嚢胞性卵巣症候群（ＰＣＯ）であったと判明
人により色々と症状は違うみたいで、
私の場合、月経不順と不妊だけだったのであまり気付かなかったのですが、
エコーで見てみると、
いわゆる「ネックレスサイン」という詰まった卵子が卵巣の中にずらりとネックレスの様に
並ぶ状態になっていました
判明後、
専門の病院に移って、排卵誘発剤というお薬を使って卵巣を刺激するという治療をしたり、
卵管造影剤で他の原因を探したり…
他にも、
不妊専門の針治療や、ヨモギ蒸し、骨盤矯正、漢方、サプリメント、
半身浴、体操などなど、自分に出来る事は全てやろうと努力しました
この病気は体質？みないなものらしく、
完全に治るって事はないみたいなのですが
治療で早々に一時的な改善が見られる人と、長い期間治療にかかる人…
と、様々だったので
「いつ出来るか分からないなら、後悔しない様に早々に取り組もう！」
と考え、
病気が判明したその日から、すぐに治療を開始しました。
不妊治療って、通院が多くて忙しかったり、治療が痛かったり、
薬の副作用で体がしんどかったりするので、
時々「どうしてこんな事してるんだろう？」
「ここまでして、本当に子供が欲しいのだろうか？」と、
正直、分からなくなってしまう事もありました
幸い、うちは旦那さんが治療に協力的だったので、
そこまでシンドい思いをしなくて済んでいましたが、
それでも毎月結果が気になって、たくさん妊娠検査薬を使ってしまったり、
生理が来ると「またダメだった…また注射しに通わなくちゃ…いつまで続くんだろう？」と
落ち込んだり、
「二人だけでも楽しくやっていけるから無理しないで」
「しばらく治療休んでみたら？」
という旦那さんの優しい言葉に対してもイライラしてしまったり、
子供連れの幸せそうな人を見て「私は出来ないのにあの人には出来るんだなぁ」
って羨んで、
私はダメなんだ、私が悪いんだと、悲しい気分になってしまった事もありました
そんなこんなで治療を継続していた所、
約１年半で妊娠が判明
旦那さんに報告したところ、大喜びしてくれて
赤ちゃんの心臓を確認する前の段階で両親に報告しちゃう位、
二人とも浮かれました(笑)
こうして、私の中に新しい命が宿りました
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私はたまたま卵巣嚢腫という病気になった事をきっかけに、
２０代前半から婦人科に定期的に通って、自分の体の事を把握出来ていましたが
私の周りの同世代の子達と話していると、
「まだ結婚していないから」とか
「まだ子供欲しくないから」「婦人科の診察台に乗るの怖いから…」と、
一度も婦人科で診察をしてもらった事がない人がほとんど
でも、
不妊って、普通に独身で生活している時には気付かないし
原因がない事もあったり、痛みとかも無い事が多いから気付かないだけで、
実は、とっても身近なものだと思います。
まだ子供はいいと考えているご夫婦も、独身の方でも、
いざ欲しいと思った時に、いつまでかかるか分からない治療が必要になるなどの
辛い思いをしなくていいように、
定期的な婦人科の検診をして自分の体の事を把握しておく事をお勧めしたいです
※不妊の話題は、とてもデリケートなのであえて触れない方も多いと思います。
不快に思われた方がいらっしゃったら、ごめんなさい。
でも大切な事だと思うので、あえて書かせていただいた事をご理解いただければ幸いです。
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こうして授かった命
次のブログでは、
出産の話を赤裸々に書きたいと思います
ＭＡＭＩ☆