パーフェクトアクアリウム、バランスドアクアリウムと言う言葉が使われ始めたのは70年代後半ぐらいだったか、アクア界に黒船のごとくヨーロッパ特に西ドイツあたりの技術メソッドがやってきた頃からだったと記憶している。水換えなしで水槽の生き物のバランスをとり水槽を維持していくと言う考え方だが、私は、水換えは必要不可欠であると考えている。自然界でも雨が降り山から川して海にながれ栄養分を供給しているわけである。またアンモニアは、硝酸に形を飼え一部は、水草に吸収されるが、水にも蓄積している。自然界だと嫌気性細菌による脱窒現象により硝酸はガスになり空気中に放出される。大きな自然界を小さな水槽で再現するのは難しい。水槽内では、魚の糞や水草の枯死した残骸、どこから湧いてくるのかわからないゴミが蓄積して状態がいい水槽であれはそこに溜まってくる。ウイローモスなどの水草は、下にゴミを溜め込んだりしている。一種の物理的ろ過と呼べる。それをホースで吸出し一部のミスを吸出しその分の水をたせばいい。R研のT氏は、そこの汚れた水を重い水とよんでいた。重い水を吸出し、新しい水、軽い水を足せばいい。ベアタンクで飼育しているのはこういった管理をスムーズにおこなうためである。
写真は、バタフライレインボウ、安い、きれい、小さいとてもいい魚だと思います。
