はじめまして。

大阪でモデルをしています、里美です。

今日からゆる~くモデルレクチャー記事を更新していきますので

宜しくお願いいたしますニコニコ

インターネットのニュースを検索していたら、2010年の記事なのですが、イワン・ティルタ氏の死去を知らせるニュースがありました。
とても残念です。

彼はバティックデザイナーとして、日本を含め世界各国でファッションショーをしており、世界中にファンが多いとのことですが、私もひそかなファンの一人でした。
彼は、1935年のジャワ島(インドネシア)中部の生まれで、ロンドン大学やエール大学に留学しています。

お母さんがバテックの収集家だったようで、その影響が強かったようです。
彼も研究に打ち込み、デザインのほかに研究書の執筆もしています。
ちなみにバティックというのはジャワ更紗のことで、ろうけつ染めというのも、懐かしい感じがしました。

モデルやファッションといえば欧米のイメージがありますが、染織雑誌で紹介されていたイワン・ティルタ氏のショールームや、新作のバティックのデザインをみて、とてもステキだったのをおぼえています。
金色をふんだんに取り入れたバティックを着こなすモデルもきれいでした。
彼は1990年代に開催されたアジア太平洋経済協力会議で、各国首脳が着用したバティックのデザインもしたそうです。

インド更紗も好きですが、個性が強すぎる感じがします。
それに比べてジャワ更紗の方は、何となく和服にも合いそうで、親しみをおぼえるのです。
グローバルな世界は、ともすると世界中の国々を同じようなファッションにしてしまいそうです。

多くの人々が民族衣装を愛し、その保存につとめて下さることを心から願っています。

それではまた!