わいが好きな少しマニアック(?)なジャンル8枚シリーズ。
超大雑把に定義。
【ドリーム・ポップとは】
浮遊感、夢見心地な雰囲気にウィスパーボイスを乗せたPOP音楽。
では早速。
【1】
Grimes 『Art Angels』
カナダ。
わいが求める理想のドリーム・ポップでござんす。
いろんな色の絵の具をぶちゅーと混ぜたら少しダークな薄ピンクになりましたって感じのアルバム。
【2】
Alcest 『Shelter』
フランス。
本来ブラックメタルバンドだが、このアルバムは上質なドリーム・ポップに仕上がっている。
トレモロリフをうまく取り入れてるのが特徴で、甘美な音色が優しく琴線に触れる。
【3】
Sigur Ros 『Takk...』
アイスランド。
世界的に有名なシガー・ロス。
多幸感に満ち溢れており、幸せな気分をおすそ分けしてもらってる。
【4】
Anrietta 『Memoraphonica』
日本。
綺麗で幻想的な世界に包まれる。
そして造語で紡がれる美しい歌声がその世界に軌跡を残していく。
【5】
Cigarettes After Sex 『Cigarettes After Sex』
アメリカ。
引き算の美学。
童貞時代なら助走つけてCDを焼却炉にぶち込んでいたであろうバンド名だが、陰鬱にたゆたんで煙草の煙のように消えていきそうなこの音像はまさに言い得て妙である。
【6】
Chapterhouse 『Whirlpool』
イギリス。
91年発売されたものだが、リマスター盤も出てる。
この春の訪れのような温かみ、草の上に寝転がって聴きたい。
【7】
Lights & Motion 『Dear Avalanche』
スウェーデン。
Voなしのインストアルバム。
溜めをうまく利用した緩やかな展開は、静かな迫力で胸に響く。
【8】
Exlover 『Moth』
イギリス。
これぞドリーム・ポップといった感じの癖のなさ。
爽やかな透明感が気持ちよく、男女ツインVoなのも良いね。
【一言】
Cigarettes After SexのCDがAmazonで18禁アダルト商品扱いされてて笑った。