「下町ロケット」最終回視聴率22・3%

 

 

  今年の民放連ドラ最高!

 


俳優の阿部寛主演のTBS日曜劇場「下町ロケット」(日曜後9・00)の最終回(第10話)が20日に25分拡大で放送され、平均視聴率は関東地区で22・3%(ビデオリサーチ調べ)をマーク。8話の20・4%を上回り、自己最高を叩きだした。

 

 

 


瞬間最高視聴率は午後10時11分の25・8%。完成した新型人工弁ガウディの臨床治験が成功した場面だった。



初回からの視聴率は、

 

第1話16・1%
第2話17・8%
第3話18・6%
第4話17・1%
第5話20・2%
第6話17・8%
第7話17・9%
第8話20・4%
第9話18・2%
最終回22・3%

 

 

 

 

第6話から後半「ガウディ計画編」がスタート。後半パートは直木賞作家・池井戸潤氏が10月3日から新聞連載した「下町ロケット2 ガウディ計画」が原作で、連載との同時進行が話題を呼んだ。物語はロケットエンジンから医療機器の開発に移った。



この作品は、池井戸氏原作をドラマ化した「半沢直樹」「ルーズヴェルト・ゲーム」を手掛けた脚本・八津弘幸氏、演出・福澤克雄氏が三たびタッグを組んだ。



キャストもミュージシャンの吉川晃司、タレントの恵俊彰、落語家の立川談春、お笑い芸人の今田耕司、フリーアナウンサーの高島彩ら、前2作と同様、異色のキャスティングが功を奏し話題を呼んだ。



作品は、最終回前日の19日午前4時半すぎにクランクアップ。限界ギリギリ、極限の撮影が続いたという。



最終回直前の午後7時からは新映像を加えた総集編、2時間スペシャル「超緊急特別ドラマ企画 下町ロケット~最終章」を緊急編成。最終回を盛り上げた。



最終回のストーリーは、医薬品や医療機器を審査する機関の面談を通過し、新型人工弁の大型動物による実験が始まる。



順調な進捗具合に喜ぶ佃(阿部寛)は、一村(今田耕司)から人工弁の完成を待つ聖人(庵原匠悟)の容体が芳しくないとの連絡を受ける。



佃は一刻も早い臨床治験を目指す。そんな中、椎名(小泉孝太郎)の製作所で働く中里(高橋光臣)は貴船(世良公則)の人工心臓の耐久性に疑念を抱く…という展開だった。