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日本最古の八幡宮・誉田八幡宮の謎
謎・・・
と言うと少し大げさなのですが、誉田八幡宮についてどうしても腑に落ちない事があります。
それは、神社社殿の移設
何故か?
永承6年(1051年)の後冷泉天皇の行幸の際に元の鎮座地から1町(約100m)ほど南の現在地に本殿・拝殿とも移設されます。
移設された理由はいくら調べても解らないです・・・
最初の社殿は応神天皇陵の後円部の正面にあった
社伝によると「欽明天皇の勅願によって御陵前に社殿を建立し八幡大菩薩を勧請した」とあります。
つまり最初の社殿は応神天皇陵の後円部の正面に拝殿があり後円部頂上に本殿があるような構造になっていたと思わります。
言わずもがな八幡宮は応神天皇をお祀りする神社です。
応神天皇をお祀りする形としては、その御陵を正面にお祀りする形式が最もしっくりと来る形式だと誰もが考えるはずです・・・・
方角的にも北を背に南向きに本殿がある形になるので問題ないと思いますし、位置的には最も良いと思う訳です。
誉田山(御陵)をご神体として応神天皇を祀る
そう考えただけで、神仏オタクとしてはワクワクしてきます。
老朽化やその他の理由で社殿の建て替えが必要だったとしても、従来の場所で問題は無かった訳です。
それなのに何故今の位置に移設する必要があったのでしょうか?
幕末の「文久の修陵」の際や神仏分離などの時代の事なら納得できるのですが、八幡信仰がかなり盛り上がっている時代に、ベストな位置だと思われる場所からの移築には違和感しかありません。
ネットや文献で調べても移設したと言う事柄にたどり着くだけで、肝心のその理由にはたどり着きません。
なので羽曳野市教育委員会事務局に質問のメールを送ってみました。
1000年程も昔の話しなので明確な答えが返って来るのかは解りませんが、どんな返事が来るのかワクワクします。
答えが解ればまたここに公開しますのでお楽しみに。
そもそも八幡神とは何か?自分なりに無茶苦茶無理くりに考察してみた・・・
でも、ちょっと
イヤイヤかなり無理があるかなって感じなのですが一応記載しておきます。
以下考察です。
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そもそも八幡神とは応神天皇と同一とされている神様ですが・・・
それは当初から八幡神=応神天皇では無く、後冷泉天皇の時代に八幡神=応神天皇となって、そのタイミングで本殿の移設となった・・・
それは当初から八幡神=応神天皇では無く、後冷泉天皇の時代に八幡神=応神天皇となって、そのタイミングで本殿の移設となった・・・
と言う考察なのですが
自分で言っててかなり無理がありますね。
この考察のソースは八幡神についての古い文献が見当たらない事です。
応神天皇を八幡神とした宇佐神宮や誉田八幡宮が創建されたのが6世紀中ごろの事ですが、しかし平安初頭まで八幡神を応神天皇とする文献は一切見当たりません。
八幡神と言えば奈良時代の道鏡の事件でもわかるように、天皇の譲位や即位にすら影響を与えるほど影響力のあった神社であり神様です。
これって不自然以外の何物でも無いですよね。
八幡神を応神天皇とした最初の書物は平安初期の「弥勒寺縁起」
八幡神を応神天皇とした最初の書物は平安初期の844年の「弥勒寺縁起」です。
「大菩薩御神者、是品田天皇御霊也」とあり、八幡宮の創建から280年程の開きがあります。
この頃に起こった興味深い出来事に
823年に宇佐神宮に八幡神・比売大神と合わせて「神功皇后」が第3殿として祭祀されました。
これって絶対に何か理由がありますよね・・・
この時代の社会情勢から考察してみる
この頃の社会情勢は新羅の賊が度々日本各地を侵しており新羅に対して緊張関係を増した時期です。
何故?わざわざ八幡宮に「神功皇后」が祭祀されたのか?
普通に考えて三韓征伐の立役者である「神功皇后」を祭祀する事で新羅に対抗しようとしたと僕は考えます。
この新羅に対抗する神としての神功皇后信仰の盛り上がりとともに八幡神=応神天皇との認識は流布していったものと考えられませんか?
こういった経緯の中で八幡神=応神天皇になったのでは無いのかな?と思う訳です。
そしてその頃の年代と、社殿で云う「永承6年(1051)後冷泉天皇の時代に移設」と言うのが時代的にはかなり近いので、移設理由として考えられるかな・・・と言う考察ですが
とは言え
その考察で納得できるのは、その時代に八幡神=応神天皇になったと言う事だけで結局は移設する理由としては無理があるとしか言えないですよね。wwwww
とにかく
謎なのですが、まぁ謎があるから面白いわけです。
羽曳野市教育委員会事務局からの答えを含め、ゆっくりとこの謎を楽しみたいと思います。
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