大阪北部で実施をしていた探偵調査業務を終えて、大阪中央環状線(大阪府道2号線)を南方向の堺方面へと車を走らせて帰路につきました。
道路沿いや頭上に行き先の案内表示板が次々と現れますが、途中で八尾市内を通過するので「八尾」の文字がよく目につきます。
いくつ目かに現れた「八尾」の表示に助手席に座る同行の調査員が反応しました。
『八尾かぁ…思い出しますね。八尾から車で移動した対象者を尾行していつの間にか横浜だった。調査開始から4日間家に帰れなかった…』と3年程前に大阪府八尾市内の調査現場にて浮気調査を開始後、調査対象者が車で出発し、3泊4日の旅行に出掛けた時のことを思い出したようです。
事前の情報などは全く何もなくお盆の時期に突然の旅行となった調査でしたので、私も調査員も着の身着のままでの出張調査となった次第で、横浜で着替えの下着や靴下とTシャツやコンタクトレンズの洗浄液やバッテリーの充電器などを買ったとか、炎天下の遊園地は暑かったとか、高速道路がかなりの渋滞で、しかも高速のガソリンスタンドはものすごくガソリンが高かったとか、色々とその時の思い出を語る調査員なのでした。
そして、車は堺市及び松原市方面へと進みます。
いくつ目かの「松原」の表示にまたもや調査員が反応を示したのでした。
『松原かぁ…思い出しますね。調査に入るたびに毎回翌朝や翌夕までの徹夜となった調査現場。結構キツかった…』と今度は昨年の春先に大阪府松原市内の調査現場で実施をしていた素行調査を思い出したようです。(笑)
調査現場の思い出話しが尽きない調査員でした。まぁ、全国各地に様々な調査に出向き、これだけ場数を踏んでいたら、思い出話しもエンドレスですね。(笑)
私も、ふと思い出す調査現場があったりしますね。夜間に氷点下の屋外での長時間の張り込みで冷え切った身体の震えと鼻水が止まらなかった調査現場の事などを…(笑)
明日も気合を入れて、張り込み・尾行・証拠撮影を要する探偵調査業務に取り組みます。