訃報をきくと、詩人の谷川俊太郎の一節、♪死んだ男の残したものは~ついついリフレインする。
また、映画評論家の故松田政男が、チャップリンの訃報について、「チャップリンが死んだのは自然現象で、ニュースではない。」と暴走していたことを思い出す。
8月20日(火)の朝日新聞朝刊が報じた訃報は、アラン・ドロンと高石友也さん
アラン・ドロン
1面と社会面、88歳だったのか、、、
1面では、映画の代表作は「太陽がいっぱい」でしたが、、、
社会面では「冒険者たち」をはじめ、、、からだったのが、チョッピリ嬉しい、、、
同時代に名画館で観た映画、思い出はつきないが、またの機会にでも、、、
高石ともや
高石友也じゃなかったのか!
それにしても、ちっちゃすぎる記事でしたね!
1971年のナターシャセブン結成前に改名したらしいが、、、
訃報記事では、82歳死去で、紹介されたのが♪受験生ブルースとデビュー曲の♪かごの鳥ブルースの2曲
フォーク歌手なのに、ブルースでしたがw、なんとなく通じるものもありますね、、、
オリコンチャートブックに、♪死んだ高石友也さんが残した曲は~、2曲。
♪受験生ブルース
1968(昭和43)年2月発売で、オリコン6位
当時買ったので、記憶にございます(笑)
A面は、前年12月発売の♪帰ってきたヨッパライを意識したのでしょうか、アングラ風でしたが、、、
B面はライブでこちらの方をよく聴いたものですね!
作詞は中川五郎さん、、、
この曲がヒットしたので、柳の下の鰌とばかりに11月に♪主婦のブルースも、、、、
こちらは不発でしたが、、、
翌年の3月、反戦歌の♪坊や大きくならないで、、、、
♪死んだ男の残したものは
1969(昭和44)年9月発売で、当時はよくラジオなどでききましたが、、、
シングル盤はレコードショップでみかけなかったので、購入しませんでした。
心に沁みる反戦歌で、森山良子さんの歌唱もよく聴きましたのが、昨日のことのようにw
それにしても暗いジャケットでしたね、、、
日本フォーク紀
GS評判家の黒沢進さん(2007年4月10日死去、享年52歳)の著書をひっぱりだしてくると、、、
高石友也さんの名前をみて、思わず合掌、、、、
♪想い出の赤いヤッケ、♪友よなどが、BGMとして、脳裏によみがえってきましたね、、、
この書籍の付記での名言
往々にして、その歌手の最もヒットした曲が、その歌手の最高傑作とは限りません。
フォーク・シンガーの場合、それが特に顕著です。
まさにそのとおり、、、、
いやぁ、まいったなぁ