沢田研二さん主演のTBSドラマが、CSで放映されるらしいが、このドラマ記憶にございません(笑)
1982年4月に放映された2時間ドラマ
「陽のあたる場所 野望の階段をかけあがる青年の愛と殺意」
1982年といえば♪ス・ト・リ・ッ・パーの頃ではないか、、、
陽のあたる場所、原作がシオドア・ドライサーTheodore Herman Albert Dreiserの「アメリカの悲劇」、脚本田村孟(つとむ)
番宣では
沢田研二主演。
夏目雅子、森下愛子が共演したサスペンスドラマ。
上流社会への階段を上がる夢を抱いた青年(沢田研二)と、そんな彼と惹かれ合う令嬢(夏目雅子)。
しかし青年には恋人(森下愛子)がいて、
3人の間で交錯する愛情、嫉妬、憎しみ。野心ゆえの行動がやがて悲劇につながっていく。
思い出したのが、ショーケン兄さんの主演映画「青春の蹉跌」
青春の蹉跌
1974年公開作品でどんな映画かというと、、、
石川達三の小説を原作にしているが、アメリカ映画「陽のあたる場所」を思い起こさせる内容である。社会的野心を抱く主人公が、金持ちの伯父の娘である従妹との結婚のため、妊娠した恋人が邪魔になり、雪山で絞殺して死体を埋めるが警察の手が延びて、、、、
ということで、ルーツは共にアメリカの悲劇、基本は同じストーリーなのですよぉぉぉ
監督:神代辰巳、脚本:長谷川和彦、
なお、この映画をみた石川達三は原作とは違うので激怒したらしいが、、、
青春の蹉跌の脚本を書いた長谷川和彦、1976年に中上健次原作「蛇淫」を脚色した映画「青春の殺人者」で監督デビュー
この映画の脚本が田村孟でジュリードラマと同じ、
長谷川が脚本をいちじるしく改変したため、田村からの激しい抗議が来たというが、、、、
もめごとが多いのが、ゴジさんらしいですね(笑)
その後、1979年10月公開された沢田研二主演、長谷川監督作品「太陽を盗んだ男」、1985年2月公開の鈴木清順監督作品「カポネ大いに泣く」で共演したアニキと沢田研二さん、ちょうどこの間に制作された「陽のあたる場所」
ジュリーとアニキ、ふたりの演技
檀ふみ役が夏目雅子さん、桃井かおり役が森下愛子さんも気になるんだなぁ、これが、、、、
いやぁ、まいったなぁ