週刊プロレスから、流智美著「新日本プロレス50年物語 第1巻 昭和黄金期」が9月 5日に発売された。288頁、税込1,870円で、町の書店では見かけなかったので、梅田のジュンク堂で購入
第2巻は平成繁栄記で元東スポ記者が、第3巻はV字回復期で週刊プロレス編とか、、、
その流智美、朝日新聞10月20日(木)の朝刊に登場
耕論の「あれから50年の宿題」で、他は横井庄一さんと中ピ連の話題だった、、、
流智美さんは、1972年は新日本設立した年で、外人レスラーへの想いを吐露していて、「新日本プロレス50年物語 第1巻 昭和黄金期」のプロモーションとなっていた(笑)
「新日本プロレス50年物語 第1巻 昭和黄金期」
宣材によれば
「週刊プロレス」でおなじみのプロレス評論家・流智美氏が、学生時代からプロレスライライター時代に至る折々において、自らの人生に「新日本プロレスの出来事や事件がどのような衝撃と影響を与えてきたか」を書いた“新日本体験記”。
ファンとして多くの会場に足を運び、記者として多くの選手に接してきた筆者ならではの目撃談、証言が満載。昭和新日本の試合・会場・報道の様子や、当時の息吹が体感できる。
【目次】
1章 猪木の黄金時代!(1972年~1977年)
・1972年(昭和47年):一流外国人はいなくても、団体としてのパッションだけはたしかにあった
・1973年(昭和48年):坂口、シン、星野、外国人勢…選手の質・量が一挙にスケールアップ!
⇒ 4月水戸第一高校入学:それまでにノーTVの試合観戦レポや情報収集にかける日常がリアルでしたね。
・1974年(昭和49年):S・小林戦、大木戦…レスラー・猪木の「心・技・体」が頂点を極める!
・1975年(昭和50年):スーパー名勝負「猪木vsロビンソン」に出会えた幸せ
・1976年(昭和51年):異種格闘技戦は、レスラー・猪木の分岐点に。「名勝負の時代」から「好勝負の時代」へ
⇒ 4月の一橋大学入学までの受験とプロレスファンとして心情が伝わってきましたね。
・1977年(昭和52年):猪木vsモンスターマンは、「プロ格闘技」という新しい闘いのスタイルを生み出した!
2章 新日本の黄金時代!(1978年~1983年)
・1978年(昭和53年):ジュニア戦士・藤波が「ポスト猪木」の座を射止める
・1979年(昭和54年):3団体参加の「夢のオールスター戦」が新日本の独壇場と化した!
・1980年(昭和55年):「昭和新日本の黄金時代」は、WWFとの蜜月関係抜きには語れない
⇒ 4月の日本郵船就職、それまで1978年に田鶴浜弘氏の弟子になっていたとは、、、、
・1981年(昭和56年):看板ベルト一斉返上とIWGP構想に戦々恐々
・1982年(昭和57年):猪木だけじゃない。藤波、タイガー、長州らがいる!「新日本黄金時代」がピークを迎える
⇒7月に大阪転勤、旧大阪府立体育館で見かけたような気が、、、、
・1983年(昭和58年):力道山時代を超越した! 「第1回IWGP」狂騒曲
3章 日本人の戦国時代!(1984年~1988年)
・1984年(昭和59年):大量離脱が起きても揺るがない新日本の底力に脱帽
・1985年(昭和60年):ブロディとの「一期一会」にまつわるバーバラ夫人の貴重な証言
⇒ 12月の東京本社勤務となって、以降の3年間はベスト10形式に
仕事が忙しくなってきたというより、外人レスラーの存在感がなくなってきたので、情熱が薄れてきたのかも、、、
・1986年(昭和61年):UWFに始まり、前田に終わる。「格闘技」というジャンルが派生!
・1987年(昭和62年):「初代IWGPヘビー級王者」は3度も決められた!
・1988年(昭和63年):昭和最後の年、藤波が猪木に対して見せつけた圧倒的な自信
いやぁ、まいったなぁ
流智美さん、プロレスファンから業界に入るより、定職をもちながら、少し距離をおいて、ファンの立場にいたところがいいですね