秋刀魚は目黒、椎名林檎は新宿歌舞伎町に限る! | あの頃のショーケンになりたかった! エコケーンの日記

あの頃のショーケンになりたかった! エコケーンの日記

グループ・サウンズやローリング・ストーンズなどのロック、モーニング娘。などのアイドルに昭和プロレス、映画に落語に食べ物や大阪に関することやそのうえお城も好きで、見たり聴いたり、その時に感じたことを書きたい備忘録日記、、、、

 61日にNHK総合で放送されたSONGS、ニューアルバム「三毒史」をリリースする椎名林檎さんが5年ぶりの出演。

 

 披露した1曲目の「鶏と蛇と豚」が「むさぼり」「いかり」「おろかさ」の3種類の煩悩を象徴する動物とか、ジャケットはレジに持って行くのが恥ずかしいものにしたかったとか、歌唱でデビューの頃のように拡声器を使ったり、女性ダンサーを使ったりの手管は、少し狙いすぎではないか、、、

 

 ガッテンの主題曲「ジユーダム」はききやすい曲だが、パンチがなく平凡。

 

 「TOKYO」という新曲では、バンドのアンサンブルに「嗚咽する感動」を覚えたらしいが、40歳台になって「愛は知性にしか宿らない」と語ったり、その間の彼女自身の日記、何故か心に響かない。

 

 う~ん、あれだけ夢中だったアイドルの椎名林檎さん、少し難しくなってきましたね、、、

 料理に例えれば、素材の良さが感じられないくらい、手を加えすぎた感があって、すっぱかろうが、獲れたての林檎をかじる方がいいなぁ、、、

 

 夢中だったのは、1998 5月のシングル「幸福論」、99日「歌舞伎町の女王」1999 1月「ここでキスして」2月のファースト・アルバム「無罪モラトリアム」10月「本能」3月セカンドアルバム「勝訴ストリップ」のころ、無罪から勝訴へまでだったかなぁ、、、、

 

 椎名林檎さん自身にとっては、過去よりも絶えず進化している前衛感はお持ちでしょうが、ROCKの分野とは異なるエスタブリッシュメントの臭いが漂ってきたような気が、、、、

 

 あれだけ素敵だった林檎さん、落語で将軍が目黒で食べた秋刀魚のような気が()

 

 秋刀魚は目黒、椎名林檎は新宿歌舞伎町に限る、なんちゃって!