ショーケン(アニキこと萩原健一さん)の死について、「所属事務所によると、2011年から闘病していたが、本人の強い希望で病名の公表を控えていた。容体が急変し、夫人に看取られて息を引き取った。故人の遺志により、葬儀は家族のみで営まれ、27日に都内の斎場で荼毘に付された。」
マスコミの報道で「荼毘」(だび)という言葉を初めて聞いたのは、渥美清さんが死んだときだった。
そのときは知らなかったので、えっ、ちゃこんって何(笑)
ネットで調べてみると「荼毘に付す」とは「遺体を火葬することを意味する表現」であり、「荼毘」とは、死体を焼き、残った骨を埋葬することを指す語である。
また、別の辞書では「火葬のこと。火葬のために死体を焼くことをパーリ語でジャーペーティjhāpeti,サンスクリットでディヤーパヤティdhyāpayatiというが、〈荼毘〉とはこのような言葉の音写と考えられている。インドでは古くから四葬(水葬,火葬,土葬,風葬)の風習があったが,その中でも火葬が最も重んじられ,正葬とされていた。釈尊の遺骸も,転輪聖王(てんりんじようおう)の葬法にならって荼毘に付されたと伝えられる。」
そういえば、アニキは、1983年1月インドはカルカッタでチャリティコンサートを行って、「Shanti Shanti」というアルバムをリリースしている。
一方、1977年にはアニキ主演の「八つ墓村」では金田一耕助役の渥美清さんと共演しており、その渥美さんは1996年8月4日死去。
ショーケンと渥美清の死について、「故人の遺志により、葬儀は家族のみで営まれ」という形も同じだったので、まずそのことを思い出した。
ひょっとすれば、アニキは「俺が死んだら渥美さんと同じように荼毘に付してくれ」といったかも、、、、