昨年発売されたアニキ(萩原健一さんのことです)のCD「LAST DANCE」
新曲がなかったのは残念だったが、数々の名曲名盤があるアニキの再録音で、曰く「レコーディングは一発録音。これまでと違う歌い方をしたくなくなるなど、発想が次々と生まれた」とのこと。
そして、このアルバムでは、当初オープニング曲は「ぐでんぐでん」だったはずが、11曲目の「Ah! Ha!」をトップに持ってきた!
「ローリング・オン・ザ・ロード」が収録されなかったのが残念。
この「Ah! Ha!」が問題曲
1982年にリリースされたオリジナルの「Ah! Ha!」は、純粋な恋愛SONGであるが、ニューアルバムでは戦争によるPTSDをテーマとしたようで、アニキとしてはコッポラが創った「地獄の黙示録」のイメージ。
映画「影武者」に出演し、黒沢明監督とキネ旬で対談した頃である。
ヘリコプターの音など戦闘シーンのSEが流れてシンバルを叩く音から始まって、CDでは何度聴いても、オギャン!と叫んでいる(笑)ちなみに、ライブを収録したDVDでは、ウォーと叫ましたね、、、、
注目すべきはCDの歌詞が変態エロオヤジ全開で、「脚を開きな、はずかしがらずに、お前の体の奥に入れるぜ」とか「感じているかい?お前の体は、良いかい!良いかい!そんなに良いかい」などなど
昨年11月頃、岩手県町長のセクハラ事件を震災のPTSDとか釈明していたが、この曲も戦争のPTSDがSEXのエクスタシーにつながるといった発想だったのでしょうか、、、
いやぁ、まいったなぁ、、、、
ライブのDVDをみた限りでは、変態エロオヤジ風は封印されていて、この曲はオープニングではなく、10曲目!
歌詞も「武器を捨てて歌いあかそう、このコンサートを続けよう、一人ぼっちの寂しさは七十年代に捨てて、朝までコンサートしようぜ」なんて、適当なことを歌っていてるが、いいんだなぁ、これが、、、