ザ・タイガース2013 ロック・ジェットで予習 その4 | あの頃のショーケンになりたかった! エコケーンの日記

あの頃のショーケンになりたかった! エコケーンの日記

グループ・サウンズやローリング・ストーンズなどのロック、モーニング娘。などのアイドルに昭和プロレス、映画に落語に食べ物や大阪に関することやそのうえお城も好きで、見たり聴いたり、その時に感じたことを書きたい備忘録日記、、、、

 磯前順一著「ザ・タイガース 世界はボクらを待っていた」を近くの書店で見かけたので、思わずチェックすると第2刷発行1214日発行とか、、、

 これから、ザ・タイガースのレジェンドが一般ピープルに伝わってきますよ。


 さらに、音楽出版社からGS アイ・ラヴ・ユー ~ニュー・ロック&アフターGSサウンド時代~1218日発行されるとかで、便乗商法大歓迎。1,890円なので、少しお高いですが、中身に期待しています。

そして、ザ・タイガース2013のライブをより楽しみたい方、予習しておきたい方に参考となるのが、ロックジェットの最新号「ついに5人がそろった!加橋かつみと森本太郎がバンドを語る」ですね。このムックは、シンコーミュージックエンターテイメントが発行しており、発行人が草野夏矢とかで、あの草野さんですよ!

年4回発行、春夏秋冬で、春号が「ザ・タイガース再結成 瞳みのるがバンドと人生を語る」で、「とても好評で、私たちのもとにザ・タイガース・ファンからの熱い声がいくつも届けられた。」と、藤竹編集長は書いています。

 バックナンバーをみると、ピーのVol.51のみ再販出来なので、きっと売れたのでしょうね。

 トッポのインタビューは、河出書房新社からのムックで家田荘子さんとの対談で、ザ・タイガース時代を語っているのですが、今回はそれに加えて、実に率直な話が聞けたので、驚きましたね。

僕らは下手なものですから、演奏しながら歌えなかったんです(笑)」確かにそんな感じもします。

「下手でもかっこよければいいという、上っ面、見た目のバンドです(笑)」ロックバンドはかっこよさが重要

 また、京都でのアマチュア・ロック・コンテストに優勝したのは、押しかけマネージャーが審査員を脅かしていたからと、ポール岡田さんが悔しがるような話や、山城高校の裏番長をしていたとか、面白い話がいっぱいですね。

 一方のタローさんも「僕はギターを弾くのが好きだから、やっぱりリードギターの方が楽しいんですよ」「僕はあまり出たがりではないからね。こう言うと、トッポが出たがりに聞こえますけど、どちらかというとトッポは出たがりですよ(笑)」と毒舌も絶好調。

 この本1200円で、約200頁のうちザ・タイガースの特集は50頁ですが、二人のインタビューは面白かったので、ザ・タイガースが好きな人にとっては、立ち読みだけでは満足できず、手元におきたいムックでしょうね。

ただし、誤植が目立っていて、廃墟の鳩に新井由美はシャレにならない、編集者としての下済みがたりないですね(笑)

これが売れれば、残りはジュリーとサリーのインタビュー、春まで待てないので、1冊丸ごと特集、これを機会に、ザ・タイガース復活速報の臨時増刊号を出版して稼いでほしいものです。