ローリング・ストーンズ 50周年記念ライブのニュースを聞いたり見たりして、ローリング・ストーンズ・モードに入ってきた。
ベスト盤Grrr!(なんて呼べばいいんだ、グルるか、ジアーか、ゴリラの鳴き声そのものか)は、収録曲数が違うバージョンが少なくとも3種類あったりするので、まだ購入していない。
その間、「ほかにやるべきことがあるだろう」と思って、40周年記念ベスト盤のフォーティー・リックスを聴きだした。
自慢じゃないが、このCDに針を落としたのは2~3回、いやぁ、CDには針は落とせないので、聴いたのは2~3回で、ラック棚の肥やしになっていたのでした。
そして、聴いているうちにとりだしてきたのが、シンコー・ミュージック社1979年3月初版発行、2000円の「ローリング・ストーンズ詩集」
ナンカ―とスペクターの♪リトル・バイ・リトルで、次がジャガー&リチャーズの♪テル・ミーで、最後が♪女たちのクロージングの♪シャッタードまでが英語の詞と山本安見さんの和訳があります。
扉には「若い日々、誰もが出合う第一の扉」で、ストーンズの魅力はMinority(少数派のルビ)で、ビートルズはMajorityで、確かにストーンズの歌詞はシニカルだったり、トリッキーだったり、毒づいていたり、マイノリティがてんこ盛りなのだ(笑)
最後は彼らによって開けられた第1の扉を経て、やがていつか、あなたは自分自身で開けるであろう第2の扉に出会うだろう。
いいなぁ、今、無人島に持っていく本は何かと聞かれたら、「ローリング・ストーンズ詩集」と答えます。
ちなみに、50周年記念のベスト盤Grrr!には、新曲2曲が収録されているが、フォーティ・リックスには当時の新曲4曲が収録されていました。
すっかり忘れていて、日本盤をみると、その4曲については「歌詞・対訳は割愛させていただきます。ご了承下さい。」だって、、、
ラブリー山本さんの訳詩、フォーティ・リックスの対訳では少し修正されていて、♪シャッタードのBigAppleが「デッカイりんごさ」から「大都会ニューヨーク」に、♪ジャンピング・ジャック・フラッシュのIt's] a gas,gas,gasが「なかなかイカシてるだろう」から「そいつは冗談 冗談」で、「あやつり人形」から「稲妻野郎」に
♪タイム・ウェイツ・フォー・ノー・ワンはどんな訳なんだろうなぁ、、、
ストーンズ、まだまだ続くよ、、、、