房仙会京都大阪校の青木美保です。
昨夜は、食養講座を受講しました。

今回のテーマは、「細胞の若返りの食事術」

日本人には和食がなぜよいか?の体と食事の関係から始まり、空腹も身体にとって良い作用があるという講義に沢山の納得がありました。
食生活、健康というと、「食べる」ことに注目しがちですが、食事は食べる時間、消化の時間、吸収・廃棄の時間とそれぞれを含めて考えるのだということが、よく分かりました。



食べてばかり、食べ過ぎでは、新陳代謝に労力が避けないので、細胞の若返りが疎外されているなんて、これは気をつけなければ!
オートファジーを有効活用せねば!と、老化道(?)真っ只中の私は思いました(笑)。
...女性の健康寿命平均年齢まで、私はもう10年ほど。10年なんてあっという間ですからねー(^^;)

とはいえ、既に何年も肉食せず、小麦粉も砂糖もほとんど取らない野菜・果物と魚・海藻と玄米食の毎日なので、あとはなにをするかな~(笑)。
光孝先生のお献立のように、旬の食材を偏らずに美味しく食べるのが一番ですね(^^)。
講義後の質問コーナーで、光孝先生の献立には房仙先生のお好きな食材が盛り込まれているお話に、思いやり深いご夫婦愛にホッコリさせていただきました。
美味しく食べて健康でいられる食養のお食事は、素敵ですね。



食養を学んで思うのは、人は動植物の命をもらって生きているということ。
動植物のいのちのエネルギーをもらわないと生きられないから、フレッシュでエネルギーのあるものが美味しく感じるようにできていて、それが旬の食材であり、光孝先生が仰る生食なのだと思います。
日本は、四季折々に異なる旬の食材がありそれらを食べられて、ありがたいことだと思います。

講義の最後にヒポクラテスの言葉をたくさん引用、紹介くださり、光孝先生がどれほど私たちに健康でいて欲しいと願ってらっしゃるかが伝わってきて、胸アツになる講義でした。
「満腹が原因の病気は、空腹により治る」
「人は自然から遠ざかるほど病気になる」
「汝の食事を薬とし、汝の薬は食事とせよ」etc...
本当にその通りとうなずく言葉の数々です。


最近読んだ本が食養の観点から「身土不二」「地産地消」とはこういうことか!と、さらに理解を促す内容で、とても面白かったです。

「まんぷくモンゴル! 公邸料理人、大草原で肉を食う」
著書 鈴木 裕子

料理が好きすぎて、給食のおばちゃんから在モンゴル日本国大使館の公邸料理人になったという著者が、モンゴルの食と暮らし体験をつづった本です。

日本のように海はなく、遊牧民族の国のモンゴルは、風土風習も日本と違い田や畑を耕す生き方ではないので、食生活も日本と全く異なり、主食も副食も肉!そして乳!それしかないモンゴル食。
肉食の歴史が浅い日本人と真逆!


今は、物流が発達し、モンゴルでも様々な食材が食べられるようになっているようですが、確実に毎日食事ができる保証もない遊牧の民の歴史があり、ところ変わればだなーと日本との食の違いに驚きです。
土地土地の食べ方の違いがあり、それが大切と食養で学んでいますが、同じ人間同士でもこんなに違っていて、それでも元気に生きていく、人間の体の不思議も思いました。
冒頭の羊の解体は、血の一滴も無駄にしない様子に、命をもらうってこういうことなんだなーと感心しきりです。でも私はモンゴルの食事で生きていく自信がありません(笑)。
旅行記としても楽しめる本ですが、食養の視点からも、より楽しめ、興味深く読めた一冊です。

 

今年も梅干しを漬けました。

お塩はもちろんキパワーソルトの「還元力」!

あいにくの梅雨ですが、今日から漬かった梅を干して乾燥させます(^^)。おいしくな~れ!

 

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