房仙会京都大阪校の青木美保です。

この5月のお稽古から、複数回受講生は、メイン課題の他にもう一つ課題を教えて頂けることになりました。
なんとスペシャルな!!ありがたすぎます。
それで今月は、智永の真草千字文の草書と空海の風信帖(行書)を教えて頂きました。

(智永・真草千字文より「蓋此身髪」)


草書と行書を同日に教わるのは初めてで、自分は違う書体を書けるのかな?と少し不安でしたが、教わってみると、上手い下手は置いておいて(笑)、これまで教わった基礎基本の筆使いで違う書体を書けるということに、今更ですが気づき驚きました。

草書だからこのように筆を使わなきゃいけないとか、
行書の時はこうするの...
とかはなくて、書体を意識しなくても、普段教わっている筆使いで書き分けられる!!
これはすごいことではないか!と思いました。

房仙先生は、書道の基礎基本を初心者・経験者関係なく、徹底的に教えてくださいます。
それは、房仙先生が書聖・王羲之がどのように書いているかを分析し、自然体の王羲之の書風、筆遣いを会得されたそのノウハウです。それをそのままをお教えくださいます。(貴重!!)
それがどんな書体、書風にも通じ、書けるということ。
行書用基本、草書用基本、楷書用基本、隷書用基本と別々のものがいちいちあるのではなく、一つの基礎基本の筆使いが全てに通じているということを今月のお稽古で実感し、この様なすごいことを教えて頂いているのだ!!と改めて震えが来る想いがしました。

...何を当たり前なことを今さら...なのかもしれませんが...(^_^;)
でもすごいことだと思います!!

あらゆる書家が王羲之の字を真似し、学んでいますが、それを研究しつくされた王羲之ラブの房仙先生は一つ(といっても中身は重厚で深い!)の基礎基本で、あらゆる書体が書けると見破られ、そして実際にどのような書体、書風、漢字も仮名も先生は自在に書かれます。
いつもそれをすごいなと拝見していますが、先生の基礎基本の中に全てが詰まっていて、それを教わる私たちも同じ道を歩かせていただいているのだとレッスン後に思い、震えるほどの喜びを感じます。

今月は、同日に違う書体を教わることで、私たちはとってもすごいことを毎月教わっているのだとさらに実感し、書道の世界の見え方が広くなったように感じました。
そしてもって筆の360度を使い、同じ筆使いで色々な書き分けが出来るようになろう、自在に筆を使えるようになろうと思いました。

...今月のお稽古は、他にも色々と勉強になりましたが、房仙先生の書道をマスターすると無敵だ!と思ったお稽古でした。
今更なことなのですけれど...
書道がますます面白いです!

(鳩居堂で房仙先生と嬉しい記念撮影)

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