房仙会京都大阪校の青木美保です。


第24回房仙会書展が、盛会の上、閉幕いたしました。

3日目の最終日は、日曜ということもあり、開場時間前からお客様がお越しくださり、その後も終日大賑わいでした。



私たちは、お客様には作品を少しでも楽しんでいただける様、書いた人の作品への想いなどもご紹介させていただきます。

今年は大河ドラマ「光る君へ」が放送されているので、仮名作品のご紹介のときは、大河ドラマをご覧になっている方には、あの頃の人たちが和歌を読んで書いていた字ですと、大変アバウトながらご説明すると、これが!と驚いて楽しんでくださったりしました。

でも一番お客様が感動されるのは、当然ですが、先生の作品で、無言でジッと見入られます。


19人による升色紙の仮名作品です。

巻子(かんす)という巻物に19作が収められています。

房仙先生の熱心なご指導のお陰で、この様な貴重な経験となる嬉しい作品に参加させていただきました。


また、房仙先生の雪上揮毫の映像や普段のオンラインレッスンの様子の動画なども会場で放映しており、多くの方が熱心にご覧くださいました。

やはり雪の上に書くということは、皆さん驚きをもってご覧になっています。

私たち生徒も何度拝見しても雪上揮毫は、引きつけられ、見入っていまいます。


お客様からは、使っている墨や紙、落款や表装についてのご質問をいただいたりと、作品を書くだけでなく、文房四宝(硯、筆、墨、紙)のことももっと勉強しなきゃなと思いました。


あっという間に終わった三日間でした。

来年、再来年の鳩居堂での社中展開催も決定しております。

再来年は、房仙先生の古希展でもあります。

社中展のたびに、これからももっと精進して行こう!と思います。

来年はさらに成長いたします。

お越しくださった皆さまありがとうございます。

房仙先生、光孝先生、ありがとうございます。