☆☆雪上揮毫 in米沢2024☆☆　～なせばなる！～

房仙会京都大阪校の青木美保です。

この日曜日1月28日に、米沢市の上杉伯爵邸で雪上揮毫が行われました。
房仙先生と山形校の皆さんのご尽力のお陰で、多くの方がご覧くださって、今回も大成功！

房仙会は、前日から全国の生徒が(私も!)米沢に何十人も集まり、講演会会場、作品展示、そして雪上舞台の準備を熱く、楽しくいたしました。
生徒だけではなく、そのご家族、そして房仙会をいつも応援してくださる生徒外の方もわざわざ手伝いにお越しくださり、みんなで声を掛け合い、意見を出し合いながら準備をいたしました。
ご家族や生徒以外の方も快く応援に来てくださるというのが、房仙先生の人を大切にされるお人柄による、房仙会ならではのことだと、いつも感激いたします。

準備完了後は、恒例の前夜祭で、先生を囲み、みんなで大笑いの時間となりました。
今回は、房仙会定番の全員ひと言コメントの進化系が登場し、大盛り上がりでした。
皆さんの機転と度胸ある一面を拝見し、房仙会は宴会でも脳みそフル回転だわ～(笑)と、幸いにも指名から逃れられた私は、感心しながらホッとしていました(笑)。
...房仙会漫才部が出来るかもしれません(笑)。(ないない、多分(笑))

前夜祭の最後と雪上揮毫の日の朝は、どちらも光孝先生と共に気合を入れ、いよいよ本番となりました。
米沢ならではの「なせばなる！」は、元気が出る合言葉ですね(^^)。みんなで声を出し合って、心ひとつになりました。

みんなで力強く「なせばなる！」

雪上揮毫では、気温が低くてもドロドロしない墨を使われ、黒々とした墨の色が真っ白な雪に映えました。　

今年は、能登半島地震の被害にあわれた方にも先生は思いを寄せられ、次の言葉を書かれました。
「進」
「おこるな」
「いきる力」
「あきらめない」
「くじけない」
「まけるな」

(ラヴィンドウさん撮影)

房仙先生は、いつも人を全力で応援されるので、今回書かれた言葉にどれほどの想いがあるのだろうと想像すると胸が熱くなります。
そして、私たちの日常でも、何か困った時に揮毫された先生の姿とこの言葉を思い出すと、頑張れる気持ちになります。

「頑張る」というと、雪上揮毫の後の「伝国の杜」での講演会では、先生は「がんばらない」というお話をされました。(どっちやねーん！(笑)と思われた方、是非房仙先生に学ばれてください。その温かい教えに触れると、人はどのように前に進めばよいのか等、色々な気づきや信じる道がきっと見えてきます)
講演会も房仙先生ワールドで、参加した人が元気になる、楽しくなる時間にしてくださいました。
私個人は「ウサギとカメ」について子どもたちに分かるようにお話された時に、房仙先生はこの物語を多くの人の捉え方より、さら深く考察され、それを元に私たちに教えてくださっていることを感じました。誰もが知る物語なのに、私の理解は浅いなーと、またまた勉強になりました。