こんにちは美容講師のNaokoです
美容業界に入ってかれこれ２６年
販売の現場から化粧品作りまで
様々な仕事に関わり実感した、
美容に関する本音を
お届けいたします
先日お客様に
化粧水って何を基準に選べば良いの
という質問を頂きました
どうやら、少し前まで通っていた
エステサロンでは
「化粧水は安くて良いから
バシャバシャといっぱいつけてね」
と言われ
友人のエステシャンには
「少量で良いから高いものを使って」
と言われ
またあるエステでは
「化粧水なんて水だから使わなくていい」
なんて言われ…
みんな全然違うんですけど
どれが本当ですか
っていうご質問でした
簡単に結論から言うと
１ヵ月１本を使える価格の
化粧水を選ぶ
です
どうしてかという事を
ご説明していきますね
そのエステサロン様が
どこかのメーカーサロンだったり
どこかに偏って勉強会に
行っていたりすると
そのサロン様の知識や
情報はメーカー色に
染められてしまいます
それぞれのメーカーさんには
作る化粧品のコンセプトや
理論があります
他社との違いを
作らないといけないからです
皆さん質問しませんか
「ここの商品とどう違うんですか」
って
それに答えたいからです
でも、でもです
メーカーに偏ってるかって
分からないですよね
もしかしたら、エステシャン自身も
気づかれていないかもしれません
私は大手化粧品メーカーで教育を
担当させて頂くようになり、
メーカー理論に
染められているのでは無いか
という疑問が出たので転職し
様々な角度から勉強したり
自分でテストしているので
本音を言います
まず、
化粧水は水だから使わなくていい
これは違います
確かに化粧水は水の割合が
一番多い事は確かです
（そうでないものもありますが）
ただ水をベースに様々な美容成分を
配合しています
肌に水分が足りないとそのあとの
成分も浸透しにくいですし
肌の水分は
基本中の基本です
化粧水は化粧品の中で
最も水分を補給しますので
ちゃんと使いたいアイテムです
次に
少しでいいから高いものを
つけてね
これは微妙です
少しってどれくらいが少しなの
っていうところが微妙なニュアンス
値段が高いものはやはり
良い成分が多く配合されている
のが一般的です
せっかく有効成分が配合
されているのに使用量が少なければ
十分に力を発揮できません
必要以上に使う必要はないですが
使用量は守って使う方が
効果的です
最後に
安くて良いからバシャバシャ使って
これを読んでいるあなたが
乾燥以外のお悩みがなければ
安くて良いからバシャバシャ使う
事もいいと思います
以前もお話ししましたが、
化粧品の値段には
有効成分以外に、容器、箱
人件費、配送料などなど
たくさんのコストが含まれます
ですから安い化粧品に
有効成分をたくさん使うことは
できません
パッケージには
プラセンタ配合、幹細胞配合
ビタミンC・コラーゲン・ヒアルロン酸
EGF配合 などなど
書かれていると思いますが、
安い価格では、量は入れられません
これはパッケージに表記したいので
少量だけ配合するという方法で
微添（びてん）と言います
保湿以外の効果はほぼないと
思って使ってください
基本的に化粧水は
１回で３ｍｌは必要
朝晩使用するので
１日６ｍｌくらい使います
化粧水の容器によって違いますが
大体１本１２０ｍｌ～１８０ｍｌくらいの
容器に入っていると思いますので
１ヵ月～１ヵ月弱で使い終わります
いま私が使っている化粧水は
２００ｍｌですので
２００ｍｌ÷６ｍｌ＝３３，３
３３日くらい使えます
単純な割り算なので、
ご自身の化粧水で
計算してみてください
ちなみに、手のひらに
こぼれない程度化粧水を
のせると１ｍｌくらいです
手で化粧水をつける方は
３回はつけないといけませんよ
あと、ポンプ式の化粧水ですが
何回押したらいいかも
容器によって違います
0,25mlしか出ないものから
１ｍｌも出るものがあります
メーカーさんにも確認しますが
さらに私は
このような小さなビーカーや
１mlスポイトを使って
化粧水、美容液の使用量、
ポンプから出る量を確認しています
化粧水は１ヶ月で１本使う（１８０ｍｌ）
と思ってください。
今よりきれいになりたい
肌悩みを解決したいなら
安い化粧品は
おすすめできません
かといって、高い化粧品を
ちょっとだけ使うのも
もったいない話です
ですから、化粧水は
１ヶ月に１本（180mlの場合）くらい
を使える価格を目安にすると
効果的です
大阪心斎橋で
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～Ancheri～ アンシェリ
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