こんにちは美容講師のNaokoです
美容業界に入ってかれこれ２６年
販売の現場から化粧品作りまで
様々な仕事に関わり実感した、
美容に関する本音を
お届けいたします
前回に引き続き今回も
幹細胞コスメに関わるお話し
化粧品で使われる幹細胞培養液には
大きく分けて２つあります
１：植物幹細胞培養液
２：動物幹細胞培養液
です
２つの違いですが、
私達の細胞には様々な情報を
伝達するために
レセプター（鍵穴）
と
リガント（鍵）
と呼ばれる物質があります
この鍵穴と鍵にはとても多くの
種類の形があります
そして、それぞれの形が
合うと特定の働き（活性）をします
違う鍵では部屋の扉が
開けられないのと同じですね
この鍵穴と鍵の仕組みは
動物特有の情報伝達の手段で
植物にはない仕組みです
これが植物由来と動物由来の
大きな違いです
では、植物幹細胞培養液は
どんな効果があるのか
植物由来のものは
・高い抗酸化作用
・高い保湿効果
・線維芽細胞を刺激し、
コラーゲン合成を促進
があります
代表的な成分は
・リンゴ幹細胞エキス
・アルガン幹細胞エキス
などでしょうか
他には
エーデルワイス成長点幹細胞培養液
コンフリー根幹細胞培養液
高麗人参幹細胞培養液
などなど、
どんな植物から抽出したかなので
たくさん種類があります
それぞれ基本の働きは同じですが
少しづつ得意分野が異なるので
たくさんの種類が研究されているんですね
次に動物由来幹細胞培養液
これは先ほども説明しましたが
私達の細胞には様々な情報を
伝達するために
レセプター（鍵穴）
と
リガント（鍵）
と呼ばれる物質があります
この鍵穴と鍵にはとても多くの
種類の形があり、形があうと
特定の働き（活性）をします
この鍵穴と鍵の仕組みは
動物特有の情報伝達の手段です
動物由来をさらに分類すると
動物由来とヒト由来に分かれます
動物由来では
・幼羊の毛根や
・羊の胎盤
から採取したものが多いようです
羊の幹細胞は人間の皮膚幹細胞と
似ていて、他の動物の幹細胞より
アレルギー反応が起こりにくいと
考えられているからだそうです
最後にヒト由来
今までのお話しでもわかるように
幹細胞培養液の肝は
鍵穴（レセプター）と鍵（リガント）
という事は、植物由より
動物由来の方が優れている
という事になり
動物由来の中では
ヒト由来のもののほうが
安全で、鍵穴と鍵の形
が合いやすい
という事がお分かり頂けると思います
さらにヒト由来の中にも
どの部位から採取されたかで
・脂肪幹細胞培養液
・神経幹細胞培養液
・線維芽細胞培養液
・骨髄幹細胞培養液
・角化細胞培養液
などなどこれも様々な種類が
あります
植物同様、基本的な働きは
同じですが、それぞれで
得意分野を持っています
それぞれの違いはまたの機会に
お話ししますね
それではまた次回
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