別れた妻へ

 

離婚して23年間

私たちは口ひとつ聞かなった

それは当然

私が君にして来た過去を考えると

 

人生なんてどこでどうなるか

本当に分からない

昨年10月2日以来

次男のことがあってから

君は君でなくなった

君の症状が更に悪化していった

 

父親の私も同様に情けない話し

自分の心を維持出来なかった

ようやく今年に入り

波はあるものの

家族にすべきことが

少しずつだが出来るようになってきた

 

始めは君を支えようと思っていたが

反対に君に私が励まされたり

助言されることが多い日々

 

私たちは確かに離れているところに住んでいる

離婚して籍もない

そんなことはどうでもいいのだ

 

気づいた時から人生が始まる

 

過去をくよくよ考える暇があったら

ひたすら前を向いて

未来に生きる

 

私は父親

障がい者だけど父親(夫)

もう私は病気に逃げない

 

私は次男や妻を

身体を張って守る

 

今日は君の誕生日

今日を心から祝うよ

おめでとうって