親愛なるマリヤへ

 

海は変わらない

君のように

 

僕はどうだろう

泥の河

 

逢えないと知りつつ

諦めきれない

僕の気持ち

 

どうしたら

どうしたら

いいだろう

 

海を愛することは出来るのだろうか

君をもう一度好きになってもいいのだろうか

 

片想いでいい

永遠に

 

青春の書いた一篇の詩

僕の気持ちは変わらない

 

砂浜に打ち寄せる波の音に

耳を傾けて

君を想う

 

ただじっと海を見つめる 

老人のように