親愛なるマリヤへ

 

太陽は光射す

容赦なく

 

僕はそれを全身で受け止める

歩けない足を引きずりながら

逃げずに

 

どこへ行こうとするのか

太陽の方に向かって

歩きだす

 

元気を出してと

“ お父さん ” と

子ども達の声が僕には聴こえる