広重－摺の極－～あべのハルカス美術館開館10周年記念

https://www.aham.jp/exhibition/future/hiroshige/

いつものように朝一狙いで行ったが、開館時間(10:00)にはすでに150～160人くらいは並んでいたように見えた。

大阪の展覧会でこんなに並ぶのは、浮世絵か印象派くらいのものである(笑)

そんな混雑ぶりに、この展覧会では係りの人が「順路に関係なくご観覧ください」というボードを掲げていたが、いつもそーしてます。列を作って端から一枚づつ舐めるように観ていく方式(のんびり観ていると年寄り客に睨まれる(マジ))は、日本以外では見たことがない。

あと、来場者の年齢層が異常に高かった。平均すると70歳前後だと思われ(@_@)

そういう客層なので、浮世絵は作品が小さめでよく見えないのだろう、がーっと顔を突っ込んで来よる。自分の顔のすぐ横5cmくらいのところに突然ジジババの顔が来て、文字通り引くことが何度もあった(ーー;)

展示は数枚の肉筆画を除き基本版画なので、よそで観たことのあるもの(東海道五拾三次之内や名所江戸百景など)も何枚かあったが、いいものは何回観てもいいね～(^^♪

それにしても出品数はいったい何点なん?　かなりな数である。

出品リストを見ると、その大半が「ジョルジュ・レスコヴィッチ氏蔵」とある。これは事実上のジョルジュ・レスコヴィッチ・コレクション展ではないか(爆)

と思っていたら、ほぼ同時期(7/9～9/1)に学園前の大和文華館で「レスコヴィッチコレクションの摺物－パリから来た北斎・広重・北渓・岳亭－」という展覧会が開かれている(再爆)　ハルカス美術館のチケットで大和文華館の割引がきくので、ようは近鉄グループの連動企画ということか。

んで、観終わってちょっとショップを覗き外に出ると、まだ100人は並んでいてビックリ。大人気である。

広重 － 摺の極 － ～ あべのハルカス美術館開館10周年記念

広重－摺の極－～あべのハルカス美術館開館10周年記念