
03/18のBTCは、始値566,980円で寄りついたあと上昇し、6時台には最高値606,010円まで上昇したが、押し戻されて下落に転じ、8時台には579,530円まで下落した。
9時台には始値579,530円をつけたあと、13時台には585,497円まで上昇した。しかし、14時台には下落に転じ、19時台には最安値546,370円まで下落した。
20時台には始値53,365円をつけたあと上昇し、23時59分59秒には終値578,840円をつけ、03/18の取引を引けた。
この日一日のビットコインの値動きは、最安値-最高値ベースで、65,640円であった。
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18日のNY株式市場は、一連のコロナショックで、投資家の不安感が著しく高まり、金融資産を売って現金を確保しようとする動きが活発化。安ダウ工業株30種平均は前日比1,338.46ドル安の19,898.92ドルで取引を終えた。4回目のサーキットブレイカーが発動した。
ナスダックは344.94ポイント安の6,989.84ポイントで取引を終了した。
日経平均は、新型コロナウイルス問題を巡って米政府による大型の経済対策が好感され、取引開始後は買いが優勢だったが、NY市場のサーキットブレーカー」が発動したことで警戒感が高まり、先物主導の売りが膨らんだ。結果前日比284.98円安の16,726.55円で終えた。
東証株価指数(TOPIX)は続伸し、2.38ポイント(0.19%)高の1270.84で終えた。
WTI原油の先物価格は、前日比6.58ドル(24・4%)安の1バレル=20.37ドルに急落した。OPECでの協調減産にロシア🇷🇺が反発、その後サウジアラビア🇸🇦が原油価格の大幅値下げ、増産発表を契機に、原油価格の大暴落が続いている。
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17日に現金給付を含む1兆ドルの経済対策と、FRBが企業に対して資金提供をするというニュースが、株式市場に好感を与えたが、結果的に長続きせず、1日でダウ工業株30種平均は下落した。
また、原油価格の大暴落はアメリカのシェール企業の業績悪化に繋がり、またシェール企業は数百億ドル規模の社債を発行しており、中には信用格付けの低いジャンク債も多く、シェール企業の業績悪化は、こうしたジャンク債のデフォルト(債務不履行)リスクがあり、さらにはそれを保有する金融機関にまで飛び火するのではないかという、2007年にはアメリカでサブプライムローン(低所得者向け住宅ローン)に端を発したリーマンショックと似たような構図が危惧されている。
それを反映するかの様に、VIX指数(恐怖指数)は、83.74と上昇を続けている。
こうしたリスク回避の動きが暗号資産市場へも影響をしており、売り勢力の圧力が買い勢力を上回り、暗号資産の価格は安定していない。
アメリカの緊急の経済支援策も焼け石に水で、一過性に上昇は認めるが、上昇トレンドに傾く可能性は低いだろう。
投資家の心理として、リスクアセットを売り込む動きはまだまだ続くと考えます。



