こんにちは。カシハラです。
日本は、日が暮れるのが早くなってきて、まだまだ夕方暗いのに慣れない今日この頃です(ちなみにシンガポールは1年中夏、19時過ぎまで明るいです)
さて、今、平井康三郎さん作曲の幻想曲「さくらさくら」を弾いている生徒さんがいます。
クラシック音楽をされている方は、ショパンやベートーベン、ドビュッシーなどなど西洋の作曲家に憧れて、弾かれている方が多いと思うので、なかなか日本の曲に取り組む方は少ないですよね
私も海外に行くまで、西洋の作曲家ばかり弾いていたのですが、ふと海外で「何か弾いて」と言われた場合、日本の曲を弾いた方がいいのではと思い、この「さくらさくら」を練習して、中国に行きました
日中交流会などの場では、日本の曲が喜ばれ、日本人が日本の曲を弾く意味がすごく感じられましたよ
この曲の編曲がとても素敵なんです
「さくらさくら」という日本人なら誰でも知っている昔からあるメロディーなのに古い感じがせず、おしゃれで、1曲を通して、物語性も感じられ、聞き映えのするテクニックもあったりで、初めて弾いた時は衝撃的でした
日本の曲といえば、ピアニストの熊本マリさんが日本の民謡をもとにしたCDを出されていて、コンサートでも弾いていますね。
「おてもやん」という熊本の民謡をベースにした曲です。
中国では、「サンフラワー」という曲が有名ですよ。
中国の民謡を元にした曲です。
ユンディリがアンコールなどでよく弾いています。
いかにも中国!という感じのメロディーで中国にいる気分になりますね
中国の曲だったら、二胡などで、日本の曲だったら、お箏や三味線などでも聞くのもいいですね!
私は学生の頃、お箏を習っていたり、中国では二胡の演奏を聞く機会が多くあったので、その国特有の楽器や音楽もいいなとつくづく思います