弁護士に相談してみよう

 

とか

 

もう自分ではどうしようもないから、弁護士に依頼したい

 

と思ったときに、家の近くや職場の近くに法律事務所がないかネットで検索してみるという方が多いのではないでしょうか。

 

私自身、ちょっと体調が悪いなと思ったときには、自宅や職場の近くに病院がないかネットで検索してみるので、その気持ちはよく分かります。

 

家から近い事務所にしようと思う理由は、

 

その事務所まで行くのが楽ちん

 

ということですよねニコニコ

 

確かに、近くの方が楽なのは間違いありません。

 

とりあえず1回弁護士に相談してみようかな程度であれば家の近くの事務所に相談に行かれたらいいと思うんです。

 

ちょっと風邪引いたから近所の病院に薬もらいに行くかという感覚と同じですよね。

 

ただですね、

 

相談料を払ってでもしっかり相談したいとか、弁護士への依頼も検討しているというのであれば、家から近いという理由だけで選ぶべきではないと思います。

 

病院の例でいうと、病状がものすごく悪くて手術が必要ということであれば、家から近いというだけの理由で病院を選ばないですよね。

 

しかも、病院と違って、法律事務所の場合は、そんなに何回も通う必要がありません。

 

病院の場合は、多ければ週に数回、少なくても月に1回とか通院しなければなりませんよね。

 

場合によっては入院が必要なこともあります。

 

ですが、弁護士の場合は、1回目の相談は基本的には事務所に来ていただいて対面での相談ということになりますが、それ以降の相談や打ち合わせは電話・メール・スカイプなどで出来ることがかなり多いんです(ちなみに、依頼していない段階(継続して相談している段階)で、メールや電話での相談に対応しているかは事務所によります)。

 

それに、対面の打ち合わせであっても、事務所ではなく、依頼者さんの都合の良い場所で行うこともあります。

 

ですから、病院と違って、法律事務所に何度も通わなければならないということはあまりないんですひらめき電球

 

 

たとえば、調停や訴訟を弁護士に依頼したケースを想定してみましょう。

 

日々の細かい相談はメールや電話で全く問題ないですし、次回の調停や訴訟の戦略を練るための打ち合わせであっても、メールや電話で事足りることもあります。

 

特に調停の場合であれば、基本的には依頼者さんも調停に同行してもらうことになるので、調停の待ち時間や調停終了後に打ち合わせができます。

 

ですから、事務所に来てもらわなくても調停のときに基本的な打ち合わせができてしまいます。

 

調停の場合、事務所に直接来ていただいたのは最初と最後の2回だけというような案件も結構あります。

 

 

私個人としては、対面でなければ打ち合わせできない案件というのはそれほどないと考えています。

 

もちろん、メールや電話でいい加減に打ち合わせをするわけではありませんし、対面での打ち合わせの方が良い場合はその旨お伝えしています。

 

また、依頼者さんが対面での打ち合わせを希望される場合は、対面で打ち合わせをするようにしています(先ほど書いたように依頼者さんに都合の良い場所で打ち合わせをすることもあります)。

 

弁護士的には対面でも電話でも手間はそれほど変わらないのですが、依頼者さんに何度も事務所に来てもらわなくても打ち合わせ自体は問題なくできるということを知ってもらいたいと思いますひらめき電球

 

 

そういう意味では、家から近いというのはそれほど大きなメリットではないと思うんです。

 

家から近い事務所がだめなのではなくて、

 

家から近いという理由「だけ」で選ばない方がいいということです。

 

私の依頼者さんの中にも、もちろん事務所の近くにお住まいの方も多数おられますが、一方で、事務所から離れた市町村や他府県にお住まいの方、中には海外在住の方もおられます。

 

本当にありがたい限りです。

 

弁護士選びの基準はいくつかありますが、家や職場の近くに事務所があるというのは、弁護士選びの基準の中では優先順位が低いのではないかなーと思います。

 

その他の弁護士を選ぶ基準についても、また機会があれば書いてみたいと思いますニコニコ

 

 

 

 

 

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