あの面接から2年後。
正直、漁師になりたかった事は
その間に忘れようとしました
そして結婚もしました。

結局、それでも諦めきれず、
海は素潜りやダイビングしか知らなかったけど
漁協の方の、「もっと広く漁業を勉強してみては」
という言葉を受け止め、もう少し探ってみることに。
鳥取の漁業ってどんなかんじなんだろう
漁法や研修制度、水産業の事を調べたり
県の公表している水揚げデータを
20年分全部Excelに落として
魚種別、月別金額、平均単価の分析をしてみる
そうすると県内漁業の全体像がぼんやり掴め、
素潜り漁がしたい!販売もやりたい!
というのが
私がいかに的外れなアピールをしてたのか
気付いたのもそのときです
数字で見て分かったのが、
潜り漁の水揚げ金額が
他の漁と比べ桁違いに小さい事。
しかも磯の資源は獲れば獲るほど減るんだから
特に伸ばしたいようなカテゴリではなさそうな事

基本的にハマチ、サワラ等
回遊してくる魚を獲っている事
水産物の販売について調べて分かったのが、
漁師直販での販売や加工がいかに大変かという事
そしてそして
漁師は販売のような副業みたいな事をするより、
とにかく魚を獲りまくり出荷する事に専念する方が
組合には手数料がたくさん入り
県内の経済への貢献度が高くなる事
→だから補助金モリモリ出してまで募集してる
こんなのはよく調べれば分かる事でした。
業界研究が足りてませんでした。

魚が捕れないから、少ない漁獲で利益化する為に
魚の販売をやったり単価を上げる努力をしたり
という話はよくメディアで見かけますが
このへんは魚が獲れない地域ではないので
良くも悪くもまだその段階ではないようです
あと、こうやって色々調べて
分かった事で一番重要なのが
素潜り漁メインでは、
一番の漁師になることは難しい。
これに気付けました。
なれるかどうかは別として、
何かやるなら1番を目指すというのは
少年ジャンプで育った男として
絶対に外せないところです
素潜りでは1番は目指せない。
じゃあ素潜り漁じゃなく、漁法に関わらず
魚をいっぱい獲るスタイルをやりたい
そうとなれば
募集内容と自分の志望動機が一致します
やっぱり漁師をやりたい!
もう1度電話してみよう!!
と思い立ちました
●インスタやってます。獲れたて情報はこちら。
https://www.instagram.com/kansai.spearfishing/
●魚を獲る道具のヤフオクやってます。
https://auctions.yahoo.co.jp/seller/quail0214
落札後「ブログ見ました」「動画見ました」とか言ってくれれば
●海遊びYOUTUBEチャンネルはこちら