紀伊国一之宮 伊太祁曽神社 | imachanのお参り

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平成30年の初詣に藤森神社の御朱印を頂いてから御朱印収集にハマってます。お参りした神社仏閣と御朱印を紹介します。

竈山駅から伊太祁曽駅へ乗車したのは、こちらのたま電車ミュージアム号です。


車両のドア付近に豪華に着飾った、たま駅長が迎えてくれます


社内もたま駅長がそこらじゅうにいます


天井もたま駅長だらけです


伊太祁曽駅に着きました


駅から少し歩くと和田川に架かる常盤橋の向こうに一の鳥居がありました


鳥居の前で一礼


五十猛命は、木の神様であり國土緑化の神様でもあります。二柱の妹神と共に全国の山々に木を植えて青山となされた御神徳は高く木之國の祖神と崇められ、有功之神と称えられています。
また、父神須佐男命と共に浮宝(船)を造り、住民に漁の業を教えたことから漁業関係者の信仰、殊に厚く航海交通安全をつかさどる神様でもあります。
さらに大国主命が八十神に命を狙われたとき、
当社に身を寄せ、木の俣をくぐって難を逃れたことから、「いのち神」の信仰が起り災難除 厄除けの神と知られています。


参道を進むとすぐ左側に社がありました


こちらは櫛磐間戸神社です
櫛磐間戸命・豊磐間戸命をお祀りしています。神社の入り口を守る神様で「門神さん」と親しまれています。


二の鳥居にやってきました


狛犬さん


石段下からしか撮れないのが残念です


鳥居をくぐり反橋を渡ります


池の水は緑色


なぜか泡が出ていました


橋を渡ると左に手水舎、正面に割拝殿


手水舎


手と口を清めます


拝殿の石段を上って行きます


御本殿
主祭神である五十猛命が祀られています。


左脇殿には大屋都姫命祀 


歌碑
江戸時代の国学者本居大平の詠んだ伊太祁曽神社の和歌


右脇殿には都麻津姫命がられています


こちらも本居大平の歌碑


境内左奥に気生神社がありました


御祭神は五十猛命荒御魂


蛭子神社
明治の神社合祀令によって、氏子地区である東西山東の各大字に祀られていた二十二の神社が合祀されています


霊石 おさる石
猿の頭の形をしたこの石は、首より上の病に霊験が著しいと云われています


厄難除け 木俣くぐり
大屋毘古神が木の俣を利用して大國主命を助けた神話にちなみ、この穴をくぐると災難除けになると云われています


干支の木像が木俣くぐりの周りに置かれていました


この干支の像の奉納者は「チェーンソーカービング」で世界的に知られる(私は知らんけど)城戸啓治さん



ひとつひとつの干支の像のクオリティがめちゃめちゃ凄いです








実はこの巳の像は、12年前に城戸さんが手がけたもので、来年の巳年のために表面を削り、
眼に赤いガラス玉がはめ込み〝お色直し〟したものです
20年前に干支の奉納は始まったそうです














割拝殿から下へ降りて授与所で御朱印をお願います


夏詣の限定御朱印もありますと案内されましたが、文字がスタンプのようでしたので通常の御朱印をお願いました





昭和37年の落雷により数年を経て枯れてしまった御神木、上部を伐採し御神木の面影を残し保存されてます


常磐殿





お休み処 木もれび
冬やったらぜんざい、いいかも知れませんね


この鳥居をくぐって祇園神社へ行ってみます






磐は、五十猛命が父神と共に降り立ったと伝えられる鳥上峯の石です。
出雲の鳥上峯(船通山)の磐をここに祇園神社は社前に運んで祀ったようです。


祇園神社が見えました


御祭神は五十猛命の父神である須佐男神(すさのおのかみ)をお祀りしています


狛犬さん





緑色の池と反橋




伊太祁曽神社から伊太祁曽駅に戻り貴志駅に行くほうが近いんですが、和歌山方面へ戻ります


伊太祁曽神社の次は日前宮駅へ向いました。
次回、日前神宮、國懸神宮へ続きます