浄土宗大本山 金戒光明寺 | imachanのお参り

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平成30年の初詣に藤森神社の御朱印を頂いてから御朱印収集にハマってます。お参りした神社仏閣と御朱印を紹介します。

金戒光明寺の高麗門(西門)
高麗門には右脚柱に「京都守護職本陣」の表札が掛かっています。


山門
後小松上皇宸筆の「浄土真宗最初門」の勅願が掲げられ、法然上人の開かれた浄土教の教えがここから始まったことが示されています。


山門から御影堂が遠くに見えました。


勢至丸像
勢至丸は法然上人の幼名です。




石段を上った左側に鐘楼


手水鉢のふちにアヒル人形が沢山並んで置かれてます。


こんだけ並ぶと可愛いですね。


こちらにもアヒルが置かれます


阿弥陀堂
慶長十年(1605)豊臣秀頼により再建。
金戒光明寺の諸堂宇中最も古い建物です。
御本尊阿弥陀如来は恵心僧都最終の作「ノミおさめ如来」と称され洛陽四十八願所第二十五番、善光寺四十八願所にもなっています。


納骨堂


御影堂
昭和十九年に再建されたもので、内陣正面には宗祖法然上人七十五歳の御影(坐像)を奉安している。円光大師二十五霊場第二十四番、京都二十五処第七番の霊場となってます。
右脇壇には吉備観音、左脇壇には中山文殊を安置してます。


これらの御朱印は御影堂の中でいただきます。


靴を脱ぎ、内陣へお邪魔します。🙏
中は勿論!撮影禁止🈲
法然上人、中山文殊、吉備観音にお参りして御朱印をいただきました。


円光大師二十五霊場第二十四番の御朱印


中山文殊の御朱印
今年の干支のうさぎが押されています。

吉備観音は拝受せず、五劫思惟阿弥陀仏(アフロ大仏)の御朱印をいただきました。


御影堂から極楽橋を渡って五劫思惟阿弥陀仏の所に向います。


五劫思惟阿弥陀仏(ごこうしゆいあみだぶつ)


五劫思惟の阿弥陀仏は、通常の阿弥陀仏と違い頭髪(螺髪らほつ)がかぶさるような非常に大きな髪型が特徴です。


「無量寿経」によりますと、阿弥陀仏が法蔵菩薩の時、もろもろの衆生を救わんと五劫の間ただひたすら思惟をこらし四十八願をたて、修行をされ阿弥陀仏となられたとあり、五劫思惟された時のお姿をあらわしたものです。
五劫とは時の長さで一劫が五つということです。一劫とは「四十里立方(約160km)の大岩に天女が三年(百年という説もある)に一度舞い降りて羽衣で撫で、その岩が無くなるまでの長い時間」のことで、五劫はさらにその5倍ということになります。
そのような気の遠くなるような長い時間、思惟をこらし修行をされた結果、髪の毛が伸びて渦高く螺髪を積み重ねた頭となられた様子を表したのが五劫思惟阿弥陀仏で、全国でも16体ほどしかみられないという珍しいお姿です。
金戒光明寺の五劫思惟阿弥陀仏は、特にめずらしく石で彫刻された石仏で、江戸時代中頃の制作と思われます。


三重塔へ長い石段を上がって行きます。





三重塔は徳川秀忠公の菩提を弔うために建立されました。もともと中山文殊は三重塔に安置されていました。


三重塔からの眺めは最高です。


それでは近畿三十六不動尊霊場の聖護院門跡へ歩いて向います。


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