近鉄当麻寺駅から歩いて約15分、當麻寺の仁王門に到着しました。
當麻寺の由来
推古天皇二十年(612)に用明天皇の皇子麻呂子親王が御兄聖徳太子の教えによって、河内国交野郡山田郷に萬法蔵院を草創されました。その後、役行者小角よりこの地を譲り受け、約七十年後の天武天皇九年(681)に麻呂子親王の孫にあたる當麻国見が現寺地に遷造し、四年の歳月をかけて金堂、講堂、東西両塔その他七堂伽藍を完成し、百済の恵灌僧正を導師として諸堂諸仏の供養を修し寺号を當麻寺と改めたと伝えられています。後の時代に中将姫が當麻寺で尼となり、蓮糸で織られた大曼荼羅(根本曼荼羅 七六三)を感得され、以後この曼荼羅を御本尊としてお護りし現在に至っております。
日本最古(白鳳時代)の梵鐘は国宝です。