三十三間堂に到着しました。
こちらの普門閣は開山・後白河院八百年遠忌を記念して平成四年五月に落慶しました。

掛額は前天台座主・山田惠諦大僧正の揮毫によるものです。
拝観料600円をお支払し境内へお邪魔します。
蓮華王院三十三間堂は、長寛二年(1164)鳥辺山麓(限・阿弥陀ケ峯)の後白河上皇・院政庁「法住寺殿」の一画に平清盛が造進した。約八十年後に焼失したが、すぐに復興に着手し文永三年(1266)に再建されました。
中央の中尊を中心に左右各500体、合計1001体の十一面千手千眼観世音菩薩は圧巻です。
中尊は、大仏師湛慶(運慶の長男)82歳の時の造像で鎌倉期(建長6年)の名作。
等身立像の中、124体はお堂創建時の平安期のもので、他の800余体は鎌倉期の再建の折に約16年かけて復興されました。
本堂の中央付近から見た東大門
こんな感じで本堂から境内を見てます。
鐘楼
太閤塀

御本堂は和洋の入母屋・本瓦葺きの「総檜造り」で約120メートルです。

正面の柱間が33あるところから「三十三間堂」と通称されました。
御朱印いただきました。
外から見た北門

外から見た回廊と東大門
一番奥に南大門が見えてます。
三十三間堂の次は血天井の駒札に惹かれた養源院です。