薬師寺は天武天皇により発願(680年)、持統天皇によって本尊開眼(697年)、更に文武天皇の御代に至り、飛鳥の地において堂宇の完成をみました。その後、平城遷都(710年)に伴い現在の地に移されました。
南門です。

南門から入るとすぐに中門があります。

二天王像です。

二天王像は鎧などを身につけた武装された姿をしています。

東塔は、薬師寺で唯一創建当時、1300年前より現存している建物です。
平成21年より解体修理を行い令和2年5月1日から東塔内陣特別公開のはずでしたが、コロナウイルス感染拡大防止のため公開は延期されています。

西塔

金堂です。

薬師三尊像(国宝・白鳳時代)
薬師如来を中心に向かって右が日光菩薩、左が月光菩薩、あわせて薬師三尊像といいます。
薬師如来は東方浄瑠璃浄土の教主で、またの名を医王如来とも言い、私達の身と心の病気を救ってくださる仏さまです。

大講堂の御本尊は弥勒三尊像(重要文化財・白鳳時代)、後堂には仏足石・仏足跡歌碑(国宝・天平時代背景)が安置されています。
御朱印は大講堂でいただきます。

金堂と二つの塔(東塔・西塔)
鐘楼

蓮の花が少し残っていました。

食堂

不動堂

帰りは駅に近い興楽門から失礼しました。

世界遺産の碑

西国四十九薬師霊場第一番の御朱印

金紙薬宝印

南無物の御朱印は、753年に作られた日本最古の仏足石の御朱印です。
この日のお詣りは以上です。
近鉄電車の1dayおでかけキップ(1000円)を最大限利用して橿原神宮前経由で阿部野橋へ帰りました。