西国四十九薬師霊場第七番 久米寺 | imachanのお参り

imachanのお参り

平成30年の初詣に藤森神社の御朱印を頂いてから御朱印収集にハマってます。お参りした神社仏閣と御朱印を紹介します。

この日は近鉄電車のお得な切符で奈良県の神社仏閣めぐりです。
まず最初に訪れたのは、西国四十九薬師霊場第七番久米寺。
近鉄電車橿原神宮前から歩いて約5分です。
Googleマップで案内されたのはこちらの入口です。


境内に入ると虫塚
虫塚とは珍しいですね。


キンキラキンの大日如来様


不動明王・薬師如来・観音菩薩・大日如来・地蔵尊の石像が並んでます。


観音堂


薬師如来の石


本堂


推古天皇2年、聖徳太子弟の来目皇子(くめのおうじ)が幼少の頃、眼病を患い両目を失明しましたが、聖徳太子のお告げにより薬師如来に祈願したところ平癒したと言われています。
御本尊の薬師如来は、眼病に効くと言われてます。


「諸願 皆令満足」と書かれたなまず祈願の額


願いの玉 寶珠


賓頭盧尊者


日夜、背中で柱を支えてます。


久米仙人
欽明天皇の御代、金剛山麓葛城の里に生まれたとされています。吉野山麓龍門ヶ獄で神通飛行術を取得し、空中を自由に飛べるようになりました。
その後、百数十年もの間、久米寺に住んでいたといわれています。


聖武天皇が東大寺に大仏殿を建立する際、勅命を受けた久米仙人は神変不思議の仙術を使い、国々にある大木大石の数々を三日三夜の内に大仏殿境内まで飛ばして集めて見せました。その甲斐あって大仏殿の建立は速やかに成就したと伝えられています。
久米仙人の働きに深く感銘した聖武天皇は、免田30町歩を与えたということです。
この伝説は、「今昔物語」にも見られます。


久米仙人のおもしろい伝説は、神通力を得て空中を飛びまわっていた仙人は、ある日、川で美しい女性が洗濯しているところに遭遇し、その女性のふくらはぎに目がくらみ神通力を失い墜落したという話も残っています。
また、その美しい女性と結婚したらしいです。
年の差何歳差や!


鐘楼


厄力地蔵様


地蔵納骨堂


万治2年(1659年)京都の仁和寺から移建された多宝塔(重要文化財)
昭和60年(1985年)に現在の場所に移築されました。


不動明王


金刀比羅宮


修行大師


弘法大師の石


十三重塔


大師堂


めっちや変わった手水です。


観音様の下に鰐の口から鯰が出てきて、またその口から魚がでてます。


大仏さんの体から山椒魚みたいなものが出てて、その口から魚が出てます。
いったい何を表現してるのでしょうか?


当初あった多宝塔の跡です
礎石がいくつかありました。
ここにあった塔の中で弘法大師は「大日経」を感得したといわれています。


仁王門


あ~


うん


西国四十九薬師霊場第七番の御朱印


金紙薬宝印の御朱印


帰りは電車から見えた線路沿いから出ようとそちらに行くと三寶荒神


真言宗根本道場 別格本山久米寺
電車から見えた所です。


久米寺の次は近鉄電車で桜井へ
桜井からJRで一駅の大神神社へむかいました。