龍安寺は徳大寺家の別荘だったのを、宝徳2年(1450)管領細川勝元が譲り受けて寺地とし、妙心寺の義天玄承を開山として創建されました。
山門
進みます🚶🚶🚶
階段を上がると庫裡です。
庫裡から方丈へ続く通路には、漢学者・寺西乾山筆による屏風と衝立が置いてありました。
屏風は陶淵明の漢詩「飲酒」が書かれており、衝立は表側に「雲関」、裏側に「通気」と書かれています。
枯山水の石庭は、東西25m、南北10mの空間に白砂を敷き詰め、15個の石を配したものです。
極端なまでに象徴化された石庭の意味は謎に包まれており、見る人の自由な解釈に委ねられています。
室町末期(1500年頃)、特芳禅傑などの優れた禅僧によって作庭されたと伝えられています。また石庭は菜種油を混ぜた土で作られた油土塀に囲まれ、時の経過による油の変化が独特な風合いを醸し出しています。
15個の石は、方丈縁側のどの角度から見ても隠れてしまう石があり、15個の石を同時に見ることができない石の配置がされています。
方丈縁側に座り、しばらく石庭を眺めました。
奥へ進みます
左は立入禁止
こんな所に鬼瓦がありました。
「知足のつくばい」
この銭形のつくばいは、一見〝五〟〝隹〟〝止〟〝矢〟の文字に読まれますが、中心の「口」を共用すれば、吾唯足知(ワレタダタルコトヲシル)と成り、禅の格言を謎解きに図案化された無言の悟道です。
石庭と書かれた御朱印頂きました。
つくばいの印が押してます。
この日のお参りは以上です。
嵐電で西院へ行き阪急電車で大阪へ戻ります🚃