松山勘十郎 オフィシャルブログ 「松山勘十郎の活動絵巻」 Powered by Ameba

アジャ・コング


いよいよ今週日曜日!!

11月18日に大阪プロレス新会場のナスキーホール.梅田にて
行われる第四回松山勘十郎特別公演
「松山流女子祭典~巻之一~」。
今回は女子プロレスがメインとあって初出演の女優陣が大半を
占めている。
それを普段女子プロレスを見ないファンの皆様にも知ってもらおうと
座長・松山勘十郎なりの観点で解説していきたいと思う。


いよいよ最後の12人目!

全女子プロレスラーの中で最強の存在感を持つ、

強さと知名度を備え持つアジャ・コング 選手。

今回、拙者の相手をして頂くトップレスラーだ。

拙者がまだ小さい子供の頃。

まだプロレスのプの字も知らなかった時だ。

テレビのバラエティで顔にペイントを施し一斗缶を振りまわす

巨体の女性。

それがアジャ・コングだった。

本当に失礼ながら、その人が女性であり

女子プロレスラーという職業の人なんだと認識したのはそれから

しばらく経ってからだった。

それから度々バラエティ番組で芸人さん達を恐怖に陥れ

時にプロレスラーとしての半生を追ったドキュメント、

またある時は役者としてドラマ出演など

テレビで見る回数は増えていった。

プロレスファンになる前の拙者にとってはアントニオ猪木、ジャイアント馬場

に並ぶ「プロレスは知らないけどこの人知ってる」的なプロレスラーだったのだ。

次点では藤原組長や神取忍さんがいた。

そしていよいよ中学生になりプロレスと出会った拙者は本格的に

アジャ・コングというレスラーの強さ、偉大さを知って行く事になる。

当時は全日本女子プロレスの経営難が明るみに出て

選手大量離脱は避けられない事態と化していた。

グレート・ムタが名古屋ドームで小川直也に激勝する3日前の

1997年8月7日、

アジャ・コング&井上京子VS下田美馬&三田英津子という

タッグマッチ。

消火器噴射、警報器の鳴り響く中イスや机や鉄柵が乱れ飛び

スーパーマニアックスとラスカチョの最終決着戦を制したのは

他ならぬアジャ選手の裏拳であった。

その後全女を退団したアジャ派は新団体アルシオンとなり

アジャ選手はファイティングプロデューサーという肩書を持つ。

また時を同じくしてGAEAJAPANではあこがれの存在であった

長与千種の首を狙う。

アルシオンとGAEAの二足の草鞋が活動の中心となり、

フリーを貫いたアジャ選手だからできた事だと言えよう。

獄門党としてブル中野との世代闘争、バイソン木村とのジャングルジャック、

北斗晶とのV☆TOPトーナメント決勝戦は東京ドームのメインだった。

豊田真奈美、堀田祐美子、井上京子、幾多のライバルの存在、

全ては激戦の連続であった。

また対抗戦時代の女子プロレスでは他団体勢との対戦が

ファンの心を熱くさせ、物凄いエネルギーを生み出したと聞く。

●1993年4月11日(大阪府立体育会館)

アジャ・コング&北斗晶VS神取忍&イーグル沢井

北斗VS神取の歴史的試合の後LLPWとの対抗戦は更に激化。

イーグルとの重量級対決はもちろん、

神取すらもアジャのパワーに圧倒されたのだ。

●1993年8月25日(日本武道館)

アジャ・コングVSダイナマイト関西

JWPとの対抗戦のメインでもありWWWA世界シングル選手権試合。

関西は赤いベルトを巡り最もアジャを脅かした存在ではないか。

現にこの2年後アジャを倒し他団体として初めて赤いベルトを

巻くと言う歴史的快挙を成し遂げている。

●1993年12月6日(両国国技館)

アジャ・コングVS工藤めぐみ

工藤めぐみがFMW女子のトップとして赤ベルトに挑んだ一戦。

同期対決を制したアジャは解説のジャガー横田に

「こんなに大きくなりました」とマイク。

思わず涙が・・・。

●1998年11月28日(横浜アリーナ)

アジャ・コング&ダイナマイト関西&堀田祐美子VS

ジャガー横田&デビル雅美&ライオネス飛鳥

全女30周年記念興行のセミファイナル。

歴代WWWA王者によるドリーム6人タッグマッチ。

試合終盤、関西選手にアクシデントが生じてしまうが

どの組み合わせを取っても夢の対決と呼ぶに相応しいカードだった。

●2000年12月3日(後楽園ホール)

アジャ・コングVS浜田文子

アルシオンにおける最高峰の戦い・クイーン・オブ・アルシオンの

タイトルマッチ。

浜田文子は見事アジャの絶対政権にピリオドを打ち、

クイーンのベルトを手に入れた。

アジャはライセンスナンバー1を文子に譲り

ファイティングプロデューサーも辞任。

アルシオンにおける世代交代の象徴。

●2001年12月12日(川崎市体育館)

アジャ・コングVS里村明衣子

里村の挑戦を退け続けて来たアジャも

ついに敗れる時が来た。

シングル、タッグ、幾度となく戦い続けてきた

2人の最終決着の舞台はGAEAの至宝・AAAW。

タイトルマッチでシングルでは初めての敗北。



アジャ・コングというレスラーをとの対決は

待ちに待ったという感じ。

それをたくさんのファンの皆さんに見てもらえるという

事もだ。

女子プロレスの強さの象徴アジャ・コング。

この人の絶大なる力と歴史の前では松山勘十郎など

本当にちっぽけな存在でしかないだろう。

しかし、その全てをアジャにぶつけさせて頂く。

男子による女子の祭典。

最後の最後まで松山流を貫く。

なぜなら松山勘十郎は誰が何と言おうと松山勘十郎だからだ。






第四回松山勘十郎特別公演

「松山流女子祭典~巻之一~」

(まつやまりゅう じょしのさいてん まきのいち)

11月18日(日)

大阪プロレス新会場

プラザ梅田8階ナスキーホール.梅田

18時客入れ、19時開演

【演目】

●第一幕

若力姉御肌」(わかいちから あねごはだ)

シングルマッチ20分1本勝負

SareeeVS山縣優

●第二幕
「麗尾姫達一騎打」(れいびのひめたち いっきうち)

シングルマッチ30分1本勝負

華名姫VS紫雷美央

●第三幕

「唯一無二男子園」(ゆいいつむに だんしのその)

男子バトルロイヤル時間無制限

<大阪プロレス正規軍>

ビリーケン・キッド、タイガースマスク、

ブラックバファロー、瀬戸口直貴

<ユニーク軍団>

くいしんぼう仮面、えべっさん、タコヤキーダー

<グレア>

原田大輔、タダスケ、HAYATA

<JOKER>

空牙、スパイダーJ

<松山勘十郎特別推薦枠>

ブルアーマーTAKUYA

<歌舞伎ブラザーズ>

松山かずのすけ、松山篤之助

●第四幕

「恐怖笑狭間」(きょうふとわらいのはざま)

6人タッグマッチ30分1本勝負

松山みゆき&姫華&ボリショイ666

VS乱丸&モーリー&旧姓・広田さくら

●第五幕

「杜之都最強陣営」(もりのみやこ さいきょうじんえい)

センダイガールズプロレスリング提供試合

タッグマッチ30分1本勝負

里村明衣子&花月VS仙台幸子&DASH・チサコ

●大切

「玉砕覚悟役者魂」(ぎょくさいかくご やくしゃだましい)

スペシャルシングルマッチ60分1本勝負

松山勘十郎VSアジャ・コング

【御観劇料金】

(当日は小中学生以外1000円増し)

※全席指定(どれも余裕あり!)

特等席:6000円
一等席:5000円
二等席:4000
三等席(大人):3000円
    (小中学生):1000円

※17日のナスキーホールこけら落とし、18日のホリデーパラダイスでも

チケット販売致します。

※当日に受付でお支払いの場合は当日料金になります。

※普段松山勘十郎からチケットをお買い上げ頂いてる方以外

座席の細かい指定はできません。


座長公演チケット予約専用アドレス

kanjyuro_kabuki@yahoo.co.jp
※このアドレスは座長公演のチケット予約専用アドレスです。