梨のあったかメニュー | からだにいいこと。

からだにいいこと。

大阪漢方医学振興財団監修による漢方や薬膳のお話。

<季節の薬膳>

体質:陰虚・陽熱

五性:

五味:甘・酸

帰経:肺・胃

・肺を潤し、熱を下げる

・喉の乾燥、粘り気のある痰、空咳、喉の不快感など

・暑い季節に体に籠った熱を解消する

・体を冷やす性質があるため、冷え性の方は温めたり生姜を加えるとよい。

 

簡単メニュー

       ※今回は大きめな新高梨で作りました。

 

          ①   梨(500g)は皮をむいてくし形に切る

②   耐熱容器に①の梨・はちみつ(大さじ3)・生姜(チューブ可)を入れる。

          ③   ラップをして電子レンジ(500W)で5-6分程度加熱する。

             (はちみつが溶けてひたひたになるまで)

 

                 

 上差し

●標準サイズの梨なら丸いまま上を切り、中をくりぬいてはちみつ、しょうがを入れて作ってもよい

●はちみつが溶けた果汁を果実と一緒にお湯で伸ばしてお茶にしても美味しい!

 

その他のおすすめメニュー

 

●梨をミキサーにかけてジュースにし、はちみつ程度の硬さになるまで煮詰めてシロップにする。

   →咳や痰が出るときに舐めると効果的。

 

●ゆりねと一緒にコンポートにする。(少し氷砂糖を加えてもよい)

   →梨が体内の熱をとり、ゆりねが精神を安定させるのでイライラして眠れない時に。

 

●梨・れんこん・大根に氷砂糖を加えてジュースに。

   →二日酔いの解消に。