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セラピストだより 2026年6月24日号
セレンディピティは軍全の顔をしてやってくる
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あるてみすてんぷるの沙羅です。
娘が最近アランコーエン氏のセレンディピティの本を読んでいて、
「お母さん、これ読んだことある?」と聞いてきました。
そういえば以前に読んだことがあり、さらに別の本でも数年前にセレンディピティ
という言葉に出会っていたことを思い出しました。
不思議なものです。
忘れていた言葉なのに、必要な時になるとまた別の形で目の前に現れる。
そして改めて振り返ると、自分の人生にはセレンディピティが本当に多かったな
と思うのです。
セレンディピティとは「偶然の出来事から価値あるものを見つける力」
とも言われます。
ただのラッキーとは少し違います。
偶然起きたことを「意味のない偶然」で終わらせるのではなく、
そこに気付き、受け取り、活かしていく感性。
それがセレンディピティなのだと思います。
セレンディピティの例を出すにおいて有名な話があります。
3Mの「ポストイット」です。
実はあれは、強力な接着剤を作ろうとしていた研究中に、弱すぎてすぐ剥がれてしまう接着剤ができてしまったことから始まったそうです。
普通なら失敗だった、使い物にならない、で終わります。
しかし、その弱さを見た別の社員が「これは、しおりに使えるのでは?」
と発想したことで世界中で使われる商品になりました。
もしこれは失敗だ、と切り捨てていたらポストイットは生まれなかったのです。
私たちも人生の中で
・予定が変わった
・思い通りにいかなかった
・遠回りになった
・失敗した
・出会うはずではなかった人と出会った
そんな経験をします。
けれど後になって振り返ると「あの出来事があったから今がある」
と思うことがあります。
その時は失敗に見えたものが、実はあとから大切なものを示してくれていた。
そんなことがあるのです。
セレンディピティは特別な人だけに起きる奇跡ではなく、
日常の中に実はたくさん起きています。
ただ、急ぎすぎていたり、こうでなければならないに囚われていると、
目の前に来ていても気付けないだけです。
逆にこの出来事には何か意味があるのかもしれない、と柔らかく受け取れる人には、
偶然が次の扉を開いてくれる。
人生は計画通りに進んだことよりも、思いがけない出会いや、
予想外の流れによって導かれていることの方が案外多いのかもしれません。
娘との何気ない会話から、またセレンディピティという言葉に再会した今日。
こういう小さな再会そのものが、すでにセレンディピティなのだなと思いました^^







