行ってきました試写会。
今回は『私の中のあなた』です。
これ、かなりの衝撃作です。
キャメロン・ディアスが初めて母親役に挑戦し丸坊主になります。
また白血病の長女役を、元はダコタ・ファニングが演じる予定でしたが、
丸坊主になるのを拒み、役を降りたそうです。
ま、キャスティングの裏事情は、そんなに衝撃的ではないんですが、
内容が、かなり・・・
白血病の子供を助ける為に、白血球の型が完全に一致する子供を遺伝子操作で造る、
と言う内容です。
『私の中のあなた』の公式サイト にも載ってますが、一応あらすじをのせますね。
* * * * * * * * * * * * * * * * * * あ ら す じ * * * * * * * * * * * * * * * * *
弁護士のサラは、夫・ブライアンと、長男ジェシー、長女ケイトとの4人暮らし。
だが、2歳のケイトが白血病に侵されていることが分かり、家族の生活は一変してしまう。
両親に残された希望はただひとつ。ケイトの命を救う、ドナーにぴったりの新たな子供を、
遺伝子操作で作ることだった。
そうして次女のアナは生まれてきた……。
抜群の成功率を誇る弁護士キャンベル・アレグザンダーの事務所に、ある日、意外な客が訪れる。
テレビCMを見て彼を知ったという11歳の少女アナは、真剣な表情で両親を訴えたいと言う。
白血病の姉ケイトの治療のために、腎臓をひとつ提供することを要求されているというのだ。
しかも彼女にとって、これは初めてではなく、何度も姉のために手術台の上に乗ってきた。
自分の体は自分で守りたい、とアナはアレグザンダーに告白をする。
アナの突然の起訴に驚きを隠せない両親。
母親は激怒してアナを叱り飛ばすが、アナの意思は固く変わらなかった。
何故、アナは突然自分の役目を降りて、大好きな姉を見殺しにするような選択をしたのか。
やがて、アナの口から真実が告げられ、アナの家族は衝撃の事実を耳にすることとなる……。
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
デビルがまだ中学生か高校生か・・・とにかく成人前に見た雑誌に、同じ様な話が載ってました。
当時は、アメリカでも遺伝子操作なんて研究レベルだったと思うので、たんに4分の1の確立に賭けて、
子供を産んだんだと思います。
しかし、最近では珍しくない話で、なかなか現れないドナーより、白血球の型が一致する確立が4分の1の
兄弟姉妹を新たに作るほうが確実。。。なのでしょう。
こう書くと、『重い十字架を背負って生まれた子供』と『自然の摂理に反した両親』という
図式が成り立ちますが、実際、目の前で苦しむわが子に何もしてやれないジレンマ。
見る見る膨れ上がる医療費。
これらが両親の精神を蝕みます。
かなり重い、または完治の見込みの無い、病人や怪我人の看病・介護をした事のある人なら、
この両親の気持ちは理解できると思います。
看病や介護だけでなく、デビル自分自身も生まれた時から8歳くらいまで病院で闘病生活していたので、
映画の中に出てくる、腰にする骨髄注射も何回か経験してます(死ぬほど痛いです)
なので、デビルにはこの映画の家族全員の気持ちが痛いほどよく分かるのです。
重い病を発症した長女。
精神的にも金銭的にも長女の面倒をみる両親。
無邪気に遊びたい時期を長女の介護に費やす長男と次女。
藁にもすがる・・・本当にそうです。
可能性があるなら。。。と誰でも考えます。
決して安易な行動ではないんです。
ただ、意図的に操作された命、には抵抗があります。
映画の中で、『スペア・ボディ』という言葉が出てくるのですが、
誰も誰かの変わりは出来ないんです。
姉の為に生まれた次女アナ。
姉がこの世を去った後も、人生を生き続けて行くのです。
姉の分も、自分の人生として。
関心のあるかたは、是非ご覧ください。

